5月8日(月):自動車税のグリーン化と重課
毎年5月になると案内が来て支払いをするのが自動車税ですが、本日はそれについての独り言を少しばかり。
私はそもそも車の運転が苦手なペーパードライバーで、普段は妻の運転する車に乗るだけの人間です。
だから車の車種とか性能的なこと、ステータスの類はからっきしで、毎年の自動車税も請求が来たものを案内に従って支払っているだけですが、先般は同封されていた他の案内に目を通して驚いたことがあります。
それは自動車税のグリーン化に関連した「重課」についてです。
私のようにご存知なかった方に向けた補足をしておくと、この自動車税のグリーン化は国土交通省内のページで以下のように説明がされています。
「排出ガス及び燃費性能に優れた低公害車に対して自動車税の税率を軽減する一方、新車新規登録から一定年数以上を経過した自動車に対しては税率を重課」
つまり燃費の良い車に関しては自動車税を軽減するけれども、古い車に対しては税率負担を重くする、ということです。
今まで全くそのことに興味関心がなかっただけに、先の案内を見て「え~、そうなの」と思わず声が出てしまいました(笑)
燃費性能の良い車を購入する方への減税はインセンティブとして理解ができますが、1つの車を長く乗るとプラスαの税を課されるとは思ってもみませんでしたからね。
税率に対して軽減の有無だけならまだしも、さらに重課となれば、このゾーンは罰則に近いニュアンスも含んでいると感じます。
現状で我が家の車は重課の対象になっているわけではありませんが、車に限らず家電にしても、その他のものにしても、我が家はひとつのものを大事にしながらできるだけ長く使う傾向にあります。
だから長く使うなかで罰則じみた重課があるのだと知って、少しばかり寂しい気持ちになりました。
現実的にいえば車は長く乗ると車検にしても、メンテナンスの費用にしても馬鹿にならないから、適度に乗り換えていくのが良いのでしょうが、改めて何かと理由をつけて課税をしていくスタンスに何ともいえない気持ちになった今日この頃です。