3月6日(日):アートケアひろば
昨日は茅ヶ崎市美術館へ「アートケアひろばの展覧会2022」を見に行ってきました。
こちらは「NPO法人赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会」が実施する「アートケアひろば」にて主催しているものです。
我が家の子どもたちは、この美術館で開催されているアートケアひろばに幼稚園児の頃から参加をしていることもあって、今回の展覧会にも今年に自分が取り組んだ作品を展示していました。
昨年、一昨年はオンライン上でのWEB展覧会でしたが、今年はリアルでの開催になりました。
参加対象者が3歳~小学6年生までなので、いずれも子どもの作品ばかりなのですが、それぞれに独自の世界が広がっていてるから見ていて飽きがこないですね。
先般には森アーツギャラリーでの浮世絵や他の美術館での企画展に行ってきた旨も記しましたが、子どもの展覧会はそれらとは全く違った面白さがあります。
ひとつは、とにかく自由なことですね。
小学校の高学年にもなれば、なんらかのテーマをもった作品も出てきますが、小さい子どもはメッセージ性などは何も意図するところがなく、自分がその時に思ったこと、感じたことをそのままストレートに表現しています。
誰が見るかなどいったことにも捉われず、とにかく自由な自己表現です。
それとあわせて、そこには無邪気さともいえるし、なんか躍動感のような前向きなエネルギーがあって、楽しさがあふれている気がしますね。
これらを見ていると、誰しもが子ども時代には自由な表現としての創造性などを持ち合わせているんだなと感じた次第です。
年齢を重ねるなかで良くも悪くもいろいろなことが見え、感じ、考えるようになって、無邪気さや好奇心、創造性といった感性が鈍くなっている面はあるだろうなとも思います。
子どもたちの作品を見ながらそんなことを感じつつ、感性の瑞々しさのエッセンスをもらって帰りました。