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9月20日(金):高齢者数、高齢者比率は過去最高に

このところは敬老の日や認知症予防月間に関連した事柄に触れています。

敬老の日に先駆けて総務省が発表した高齢者数は3,625万人で過去最多となりました。

人口に占める高齢者比率は29.3%に達して、30%が目前のところまで迫ってきましたね。

元気な65歳以上の方が多くなっているので、高齢者の定義が現在のままで良いのかどうかは議論の余地があるものの、いまの定義においては先のような数字になっています。

そのなかで高齢者における2023年の就労者数は約914万人となりました。

10年前の2013年には約637万人だったので、この10年間で1.4倍ほどに増えた計算ですね。

これは先に触れたように65歳を過ぎても元気な方が増えたことで就労し続ける方も増加している面はひとつでしょう。

他方では年金の制度疲労によって、現実的な老後の生活を支える意味で働き続ける方も、それなりの割合を占めているのだと思います。

この先の社会保障制度を想定すれば、やはり年齢を重ねた先でも元気に働き続けられる状態にしておくのは大事になりますね。

昨日は認知症予防としての運動の意義に触れましたが、先に記したように「いつまでも元気に働ける身体」を維持していくためにも、運動習慣の必要性は高まるばかりです。

私たちはスクール制の小型フィットネスクラブを運営する事業者ですが、会員様の健康を支えることが、その方の仕事や生活を支えることにつながったり、ひいては社会全体の労働力や生産性を支えることにもつながっていきます。

そうやって考えていくと、私たちがやっていることの意義も感じられるし、トレーナーの皆にもそのような観点のもとで胸を張りながら仕事をしてもらいたいと思います。

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