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6月16日(日):子どもの一人旅も十分なラーケーション
昨日は先週末の日経新聞にラーケーションの記事があったことから、それに付随したことを記しました。
「ラーケーション」について補足すると、こちらは学習(ラーニング)と休暇(バケーション)を合わせた言葉で、年3日など自治体で指定した日数分は校外での自習活動を登校による学習と同等とし、欠席扱いにはならない仕組みです。
具体的には休みをかねて地方へ旅行をしながら史跡を探索したり、収穫体験を通じて農業に触れてみたり、といった具合で任意の課外学習、社会学習が好きなタイミングでフレキシブルにできる良さがあります。
愛知県での導入を皮切りに山口県や茨城県、栃木県日光市、大分県別府市など段階的に広がりを見せている状況です。
先に触れた記事ではラーケーションを浸透させていくための課題に「保護者の有給休暇を取得」があげられていました。
たしかにこちらは改善の余地があるものの、以前に比べると状況はだいぶ改善してきたように思います。
また別な観点として中学生であれば、ラーケーションは必ずしも保護者同伴ではなく一人旅でも良いんじゃないかと感じます。
我が家の中学一年の息子であれば、小学生の頃にも新幹線に乗って一人旅に行かせていましたが、中学生になればこれまで以上に活動範囲は広がって良いと考えています。
息子は電車が好きなこともあって、分厚い時刻表の本を片手に今度は鳥取に行ってみたい、岐阜にも気になる場所ができた、といっています。(※神奈川在住)
もちろんリスクの許容度は各家庭によって異なりますが、自分ひとりで外の世界に出れば、それだけ事前の準備もいるし、行動への責任もついてまわります。
そのこと自体が親や学校・先生によって守られた環境から外へ出ることの効用、学びでもあるでしょう。
自分の裁量で、自分の判断で行動する、それもまた大人になるための大事な準備だと思うので、そんな機会を増やせるラーケーションが少しずつ広がっていけば良いなと思っています。
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