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365日色の話 「笑うマトリョーシカ」の水川あさみさん、櫻井翔さんです。
新聞記者道上香苗は、抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の関係は「ヒットラーとハヌッセン」のようで、不気味に感じ、追求をはじめる。
黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンスです。
新聞記者道上香苗役の水川あさみさんは、
朝ドラ「ブギウギ」の母親ツヤ役がとても素敵でした。
今回の役は仕事ばかりで、
家庭がうまくいかず、
離婚され、子どもは父親と暮らしている熱い記者の役です。
シリアスさがあり、良さが発揮されていると思います。
道上香苗は清家一郎と鈴木俊哉の隠された過去を探っていきます。
清家一郎が政治家へと昇っていく過程で
不審な死亡事故がいくつも起きていたことを知ります。
そこに、次々と事実や人物が浮上して。。。
若き政治家清家一郎を櫻井翔さん。
謎多き秘書鈴木俊哉役を玉山鉄二さん。
ドラマが始まってすぐに、
道上の父親が不自然な交通事故により、亡くなるのですが、
そのことへの道上の感情の動きは記者のせいなのか
消化でき過ぎているようにも見えました。
もちろん、父の死も、一連の流れに関係してくるのでしょう。
道上は
「僕のことをしっかり見ていてください。」
と清家一郎から言われ、
昔書かれたヒットラーとハヌッセンに関する文書も送られてきたことで、
秘書の鈴木さんと離れたいのではないか
と考えるようになっていくのです。
そんな時に、秘書の鈴木俊哉も交通事故に。。。
「本当の影の参謀は秘書の鈴木氏ではないのか・・・」
清家一郎の大学時代の恋人、
謎の女性三好美和子の存在を知り、
美和子が関東テレビシナリオコンクールに出していた、
シナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功します。
そして、そこには美和子ではなく、真中亜里沙と書かれていたのです。
清家一郎を支配しているのは誰か。
本当は誰が誰を支配しているのか。
その目的は何なのか。。。
政治の裏の闇がどのように繋がっていくのか。
常に出てくる「悲願」という本に
秘めている清家一郎の悲願とは。
謎ばかりがどんどん広がっていくばかり。。。
新たに清家一郎の母親が。。。
清家一郎役の櫻井翔さんの表情もミステリアスで、
ドラマは全方向に謎が広がるばかりです。
ドラマの映像は明る過ぎず、
かと言って無理に暗すぎず内容に合っていると思いますが、
1つ1つのキーワードとなると思われるシーンが多いため、
どこに焦点を持っていけばいいか悩みながら、
見ている状態です。
これから、どうなっていくのか一緒に確かめてみませんか。