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365日色の話 ベネチアの安藤忠雄伝統的な建築に再び命を「プンタ・デラ・ドガーナ」建築的な操作!

「プンタ・デラ・ドガーナ」はベネチアにある伝統的な建築に
安藤忠雄によるコンクリート造形が調和する空間。
どんな空間なのか、ワクワクしました。

「光の教会」や「地中美術館」をはじめ、
幾何学的な造形のコンクリート打ち放しの斬新な建築スタイルが特徴的な
安藤忠雄さんが手掛けた建築です。

2009年に
フランスの実業家フランソワ・ピノーのコレクションを
展示、保管する美術館として
ピノーと交流がある安藤忠雄さんがリノベーションを担当しました。

安藤忠雄さんは
パリ郊外に計画した「ピノー現代美術館」から交流があったそうです。

館内では20世紀から21世紀にかけて制作された3000点以上の作品を収録しているそうです。

この2つの写真はお借りしたものです。

半地下での防水工事が大変だったとか。

安藤忠雄さんは、
木造トラス小屋組みとレンガ壁を建設当初の姿に復元しました。

スケルトン天井となった空間は、
天窓から差し込む光が、荘厳な雰囲気をもたらしていました。
明るく、開放感があり、そこにいると気持ちがいいのです。

経年変化も生かしたレンガとコンクリートが交じり合う空間に。
運河が見えるアーチ型の窓。
そこからはこんな景色が見えました。

どこも人・人・人です

安藤忠雄さんによる改修で取り入れられたコンクリートは、
イタリアの古くから付き合いのある職人に頼み、
絹のようにきめ細かなコンクリートを採用しているそうです。

その空間に作品が展示されていました。

いかがでしたか。
作品を多く紹介できていませんが、
安藤忠雄さんのこだわられた空間を感じることはできたように思います。

そこから近いカフェでひと休みしました。

だんだん、この景色が当たり前のように見てしまいますが、
なんてエキゾチックなんでしょう。

ユリカモメです。

海上バスに親しみを感じるようになってきました。

橋は観光客の強い見方です!

ジンジャーエールを頼んだら、おつまみも。
スタッフの方たちもとても感じが良かったです。

ベネチアという地で
伝統的な建築とコンクリート打ち放しのコラボレーションは
斬新な存在感を醸し出していました。

安藤忠雄さんの作品を訪れることができ、
また一つベネチアの旅の夢が叶いました。

2016年7月の旅が
noteに書いているとその時の感動がよみがえり、
心が豊かになります。
思い出は振り返ると懐かしく、楽しいものですね。


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