365日色の話 スペシャルドラマ「スロウトレイン」やっぱり良かったです!
脚本・野木亜紀子さん。
主演松たか子さん、松坂桃李さん、多部未華子さんと
いい話になるに決まっていますが、
果たしてどのような物語なのかと思いながら見始めました。
舞台は鎌倉。
駅はドラマや映画によく出てくる極楽寺駅。
松たか子さん演じる葉子は本の編集者です。
多部未華子さん演じる妹の都子は仕事も恋愛も続かない、
心配ばかりかけている妹です。
末っ子の松坂桃李さん演じる潮は
鉄道会社の整備部門で
やりがいを感じて働いています。
そんな3人姉弟は、
下2人が小さい時に、交通事故で両親と祖母を一度に亡くしたのです。
そのことはそれぞれの人生に深く影響を与えました。
子どもたち3人だけの家族。
月日は流れ、二十三回忌の法事の帰り道に
都子が突然「韓国に行く!」と宣言。
それから、それぞれに自分の人生を考えることに。。。
忙しい葉子は年が離れた弟と同居生活をしていました。
葉子は突然の両親、祖母の死から
2人を育て上げ、
今も独身です。
都子と潮は
自分たちのせいで、姉が結婚しなかったと思っています。
都子はチュ・ジョンヒョクさん演じる韓国人の素敵な男性と
韓国でお店を開く計画を立てていました。
100万円を頭金として渡すのですが、
なかなか話が進まず、
観ていると
結婚詐欺に遭っているのではないと心配になるほど
都子の今までの人生はしっかりしていなかったのです。
それが、結婚を考えていて躊躇しているとわかり。。。
心が通じて
2人は韓国へ。
潮も新しい生活への扉を開くことになります。
男性のパートナーを紹介され、
そこには葉子がびっくりする人が。。。
そして、葉子と潮は韓国の釜山に向かいました。
「都子はどこにいますか」
「鎌倉に一番似ているところです。」
極楽寺の駅に似ている風景が現れました。
その後、
それぞれの幸せの形。
それぞれの未来が
楽しそうに描かれていました。
これからは、こんなふうに
いろんな人たちが
家族になって
新しい価値観を共有し、
もっと楽しい人生になっていくのだと
爽やかに物語っていました。
年明けに
いい気持になる素敵なドラマでした。