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365日色の話 ヨックモックミュージアム「ピカソ・セラミック」すべてが可愛い❣ピカソ1 地下展示室

神戸の友に教えてもらって、
南青山にあるヨックモックミュージアムに行ってきました!

スペインのピカソ美術館は見たのですが、
珍しく、作品の写真が撮れなくて・・・
新たなわくわくウキウキを求めて、行ってきました。

情報通り、ヨックモックミュージアムは住宅街にありました。
近くに、岡本太郎記念館があると知り、
行きたかったのですが、
残念ながら休館日でした。

このパンフレットがぐしゃぐしゃなのには訳があるのです。

受付で、私のニットがボーダーだということで、
200円引きに。
ピカソ展には、ボーダーが合う気がして。。。
ボーダーというほどボーダーではなかったのですが。

暗い階段を降りていく途中。
踊り場に立つと、右側にピカソが!

そのまま降りていくと、
グリーンの色の森の中に
鳥たちの作品がお出迎えです。

何とも言えない表情のものばかりです。
ピカソの陶芸作品可愛いですね!

奮闘する私を撮ってくれていたようです。

無駄なコートを持って来てしまい、後悔。
写真を撮るのに、コート、パンフレット・・・
落としてばかりでした。
コートやパンフレット、スマホのポジションが決まるまで大変でした。
美術館は手に持たなければならないものはNGですね。
反省。

生命を吹き込む
第二次世界大戦が終結した翌年。
1946年にピカソは南フランスの海岸沿いの町アンティーブに移住しました。
1947年に7キロほど離れた山間の村ヴァローリスの陶器市を訪ね、
セラミック作品を試み、
この村にアトリエをかまえるなど、制作に没頭していきます。

ピカソが数多く手がけたモチーフが
身近な生き物を主題にした作品だそうです。

特に、注ぎ口をくちばしに、
あるいは、丸い壺の胴をフクロウの胸に見立てるなど、
群を抜いて多く、
ピカソはフクロウの丸く鋭い目を自分に似ていると考え、
保護したフクロウを飼うほどに愛着を抱いていたそうです。

どの鳥たちも
観察が素晴らしく
デフォルメの仕方も絶妙で、
そして、可愛い❣

元気な子どものロボットのようで、何とも愛らしい❣
ピカソはロボットではないとおっしゃるでしょうね。

手のひらの闘牛場

ピカソにとって、
闘牛は、カトリック教徒にとってのミサと同じくらいにー
おそらくはそれ以上にー神聖だった

何か特別なテーマに対峙するとき、
闘牛にかかわるモチーフを題材に取り上げている。
反戦と平和を祈る不朽の記念碑「ゲルニカ」はその象徴と言えます。

「掻き落とし」とは
成形した素地の粘土の上に別の色の化粧土を塗り、
その表面を削ることによって素地の色を見せる技法です。

ピカソはこの技法を使って革新的な表現を成し、
数々のセラミック作品を生み出しました。

筆さばきを感じる勢いがあり、
どれも立体的な印象です。

パブロ・ピカソ
草上の昼食

こちらの作品は、
ラインが引かれたところから見ることができました。

ピカソは、
お皿にもう食事がのっているデザインのものを多く制作しています。

このケーキの絵は娘さんへとか。

リノカットによるポスター
2023年、ヨックモックミュージアムでは
彼がヴァローリスに捧げたリノカットによるポスター群を購入し、
展示しているそうです。

慌ててたくさん撮ったので、曲がってしまいました。

どれもこれも素敵で、見入ってしまいました。

明日は光あふれる2階常設展示室です。


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