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365日色の話 ドラマと色「GO HOME]の小芝風花、大島優子さんです。

あなたは誰?必ず家に帰してあげるからね。名もなき誰かとして死ぬことになった身元不明のご遺体は全国で2万体。年々増加しているのだそうです。
このドラマはミステリー・ヒューマンドラマです。

「身元不明相談室」が管轄、
この部署は警視庁に実在するそうです。

小芝風花さん演じる三田桜と
大島優子さん演じる10歳以上年上の月本真が
バディを組み
遺体に残されたわずかなてがかりから、
死の真相を明らかにして、
家族や恋人の元に帰すために、
全力で走り回ります。

刑事事件ではないので、
調査するにも、
もどかしいところがあります。

三田桜は自分も自殺しようとした過去があるようで、
自殺とみなされたご遺体や、残されたご遺族に
どうしても、真実を伝えたいとあきらめられないのです。

三田桜役の小芝風花さんは
このようなヒューマンドラマにピッタリです。

小芝風花さんの魅力については
以前にnoteにも書きましたが、
人思いが抑えられない
使命感を持った人物は
説得力があります。
共感力が魅力的です。

大島優子演じる月本真は
東日本大震災の福島で、
大切な人が行方不明になっているのか、
遺族に常に期待させようとする、
桜の考えに不安を感じることもあり、
対立することもあります。

真の大切な人のご遺体探しも
重なっていきそうです。

事実を求め追求することで、
幸せな真実が浮き上がることもあれば、
どうしょうもない真実が
もたらされることも。

みんな、こんな最後を迎えたくないはずです。

第1回目は、理科室の人体模型の骸骨が
最近のものであることが判明します。
しかし、
事件性はなく、
自殺で処理されることに。。。

遺体は元バスケットボール選手のDNAと合致したのですが、
妻は「夫ではありません」
と言い張ります。。。

第2回目は、
日雇い労働者がきれいに倹しく生きていましたが、
ある日死が訪れて、
一緒に4000万円と
子どもの小さい頃の写真が見つかりました。

そのお金はどういうお金なのか。

桜は、また遺体の人生を知るために
走り出していきます。

真もまた、
写真が福島の川だと知り
駆け出していきました。。。

どちらも、ドラマ「遺留捜査」のように
心温まる物語にたどり着きましたが、
寂しく、誰にも知られずに、
無縁仏になる人も多いのだろうと考えさせられます。

ドラマのタッチは明るいので、
社会を醸し出すヒューマンドラマですが、
軽やかな気持ちで見られると思います。

一緒に見守っていきませんか。







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