学童用水彩絵具って何者?Vol.1
私は「学童用水彩絵具画家」を名乗っています。
この肩書は、日本でも私一人でしょうw
※JIS規格や教科書では「絵の具」と表記しますが、私は「絵具」派。
とここで、この記事読んでいる方が
ふと思うのは…「学童用水彩絵具」ってそもそも何よって!話で…
簡単に言えば「これも読んでいる皆さんが、小学生時代に図工の時間に使っていた絵具」です。
関東の方なら画像の「ぺんてる エフ水彩」。
関西の方ですと「サクラクレパス マット水彩」を使っている傾向がありますが。。。
この2つの絵具だけが、世界でも「学童用水彩絵具」と呼べるものです。
たぶん…
この2つの絵具は、同じものです。ほぼ。だいたい。ほとんど…
厳密には、色味や質感が異なりますが、普通に使うときに、その差を感じることはないと思います。
学童用水彩絵具の簡単に歴史をお話ししますと、
1950年に「サクラクレパス」社が、日本の小学生向けに開発したのが
「学童用水彩絵具」の始まりです。
その後、その絵具との相性を踏まえて開発されたのが画用紙があります。
「マルマン 図案スケッチ」です!
私の作品も100%この画用紙に描いています。
今ではTVディレクターの「カンペ」として、目にすることも多い、日本で最も有名なスケッチブックと言えるでしょう!
サラサラと「かんぺ」を書かれ、、、役目を終えれば一枚ずつヒラヒラと…
実は、このスケッチブック…画用紙には、そんな誕生秘話もあってのです。
そして遅れて1960年ごろ、私が一番使っている「ぺんてるエフ水彩」が
開発されました。
日本の小学生のために開発された絵具=世界でも日本だけの絵具といっても過言ではない絵具なんです!
次回は、その絵具の特性に特徴について書いてみますね!
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