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講師2年目の教採対策日記⑤
※日記のため、1000文字を超えます。
現役中学校教員 講師2年目
周りの仲間に置いていかれながらも
今年こそ教員採用試験合格を目指しています
令和の芥川龍之介です
今年はモチベーションアップのために、またアウトプットの機会を増やすために、教採対策の日記をつけていきたいと思っています。
お付き合い頂ければと思います。
はじめに
今週、クラスのことで嬉しかったことがあります。
1つ目は、複数担任制試行期間を終えて久しぶりにクラスに戻ったときに「やっぱり先生担任がいいです!」と言ってくれた生徒が多かったことです。
2つ目は、先生がいなくても自分たちで掃除を終わらせ、帰りの会を始めようとしていたことです。
特に2つ目に関して「お前たち、成長したな~」と久しぶりに戻ってきて感じました。
終業式まであと残り1ヶ月と半分、最後まで駆け抜けるぞ~!
今週やったこと
教師塾AMBの教採必勝テキストを読む
自己分析① 友達に聞く
自己分析② これまで何にお金を使ってきたかを振り返る
自己分析③ これまで成し遂げたことで、一番嬉しかったこととその理由を振り返る。また、このエピソードから見える自身の魅力・長所を考える
自己分析④ 他者と比べる
自己分析①~④のまとめ(最も重要だと思う長所を3つ選ぶ)
自己分析① 友達に聞く
まず、私の長所・短所を友達に聞いてみました。
すると、次のような答えが返ってきました。
【長所】
バイタリティ
場を和ませることのできるキャラクター
計画性がある
ストイック
努力をコツコツと積み上げられるところ
【短所】
人に興味関心が薄いところ
集中しすぎて人の話を聞いていない
断れない、否定しきれない
長所の「バイタリティ」と「ストイック」については、よく対面でも言われることがあります。
「なんでそんなに頑張れるの?」「自分に厳しすぎ」「メンタル強いよね」「行動力あるよね」などの言葉は、まさに「バイタリティ」「ストイック」を表しているのではないかと思います。
短所の「人に興味関心が薄いところ」は色々な人に言われます。
親友にも、元カノにも、最近振られた好きな人にも言われました。
そんなに人に興味がなさそうなのかな(笑)
でも、確かに相手と会話をしているときも「どう言ったら印象が良くなるかな」「どう言うのが正解だろうか」と考えてしまうし、話題について考え込んでしまって相手の話を聞いていないときもあるし、常に他人から自分はどう見られているかを考えてしまうし・・・。
常に自分ファーストで、自分を見つめながら生きているように思えます。
「断れない」「否定しきれない」も結局、自分の印象が下がることを恐れてそうなっている訳ですよね。
でもこれって、教採の面接で言ったら「じゃあ子どもに興味ないのに、なんで教師になったんですか?」って言われてアウトですよね(笑)
面接で答えるなら「つい考え込んでしまって(一つの物事に集中しすぎて)、相手の話を聞けていないときがある」の方がまだマイルドですかね。
自己分析② これまで何にお金を使ってきたか
「あなたはこれまで何に最もお金を使ってきましたか?」
これは教師塾AMBの教採必勝テキストの中にワークとしてありました。
お金を出しててでもしたい、学びたいと思っていることに、自分の価値観や武器が隠れているとのことです。
ちなみに私が最もお金を使っているのは、本です。
本のジャンルは教育書もあるし、自己啓発もあるし、小説もあるし、ざっくばらんです。
ここから分かる長所は何だろう?
向上心とか?
自己分析③ 一番嬉しかったこと
「あなたがこれまで成し遂げたことで、一番嬉しかったことは何ですか?また、それが「一番」嬉しかった理由は何ですか?また、このエピソードから見えるあなたの魅力・長所は何ですか?」
これも、教師塾AMBのテキストの中にワークとしてありました。
一番と言われると難しいので、主なものを2つあげてみたいと思います。
大学時代に学長賞を受賞したこと
私は大学時代、卒業時に「学長賞」を受賞しました。
なぜ受賞したかというと、学業成績が優秀だったからです。
具体的に何が優秀だったのかというと、4年間のGPAの平均が学部の中で一番高かったとのことです。
なぜそれが嬉しかったのかというと、大学4年間の頑張りが報われたと感じたからです。
そもそも、私は大学時代親から学費・生活費をほとんど貰っていません。
そのため、学費・生活費を全て奨学金・授業料免除・アルバイト代で賄っていました。その中で、自動車学校にも通い、免許をとりました。
そんな状況だったので、アルバイトを3つ~4つ掛け持ちする時期もありました。
じゃあアルバイト以外何もしていなかったのかというと、そういう訳ではありません。
「やらないよりはやって後悔しよう」の精神で、課外活動にも積極的に挑戦していました。主に3つです。
1つ目は、国語科の研究班活動です。授業外で週に1~2回集まって、研究の成果を発表しあっていました。
2つ目は、陸上のサークルです。サークルでしたが、一応部長を務めていました。
3つ目は、生協学生委員会という学生団体です。副委員長を務めていました。役員手当で生協からお金が入るくらい、責任のある仕事をこなしていました。
アルバイト、その他の課外活動。
これらだけでも相当多忙でしたが、学業も妥協はしませんでした。
小学校・中学校・高校全ての校種の教員免許を取得しました。
その中でも、よりよい成績を取れるように頑張っていました。(授業料免除をもらうためというのが動機の一つですが)
これらの結果が、学長賞の受賞です。
4年間の色々な苦労が報われた、という気分でした。
合唱コンクールで金賞をとったこと
2年目にもった学級。
合唱コンクールで金賞を受賞しました。
「まさか私のクラスが・・・」という思いでした。
なぜ嬉しかったかというと、昨年度からは想像もできなかったからです。
昨年度は学級崩壊をしていました。
その中で、二度とこんなに苦しい思いをしたくないということで、日々耐え忍びながら、教育書を読み漁り、セミナーにも参加し、勉強しました。
たくさんの知識を得たところで、今年度新たな学級を任されました。
それまでに得た知識を総動員しながら、学級経営をおこなってきました。
昨年度は行き当たりばったりでなんとなく終わってしまった合唱コンクールも、今年は本を読んでどのように子どもたちをサポートしていくかを計画し、実行しました。
正直、怒鳴る場面もありました。
お互いに叩いたり蹴ったりする喧嘩もありました。
私から「もういいよ」と突き放す場面もありました。
しかし、そういった紆余曲折がありながら、最終的に金賞をとれたことが嬉しかったです。
学級経営を頑張ってきて、子どもたちから逃げずに向き合ってきて、良かったなというのが金賞をとったときの気持ちでした。
金賞をとって喜ぶ子どもたちの姿を見て、さらに嬉しくなりました。
2つのエピソードから見える長所
これらの2つの経験と、友達から得た回答が結びつき、ある一つの長所が浮かび上がってきました。
それは「バイタリティ」です。
そして、このバイタリティを構成する要素が2つあります。
1つ目は、多忙な中でも色々な物事を両立することのできる体力。
これは主に大学時代の経験から導き出されるものです。
2つ目は、挫折を成長に変えることができる向上心。
これは主に学級崩壊を乗り越え、合唱コンで金賞をとった経験から導き出されるものです。
(番外編)自己分析④ 他者と比べる
これについては、私個人のモヤモヤした気持ちをなんとか発散しようとしてとった行動が、たまたま自分の長所を明らかにすることに繋がっている気がしたので、自己分析に含めようと思いました。
簡単に言うと、同じ職場で、同年代で、元々同じ講師だったけど、教員採用試験に合格していった同僚と私を比べました。
同僚(以降、M先生と表記します)は私と同じ学年の副担任です。
子どもたちからとても人気であり、私のクラスの子どもたちも「M先生担任が良かった~」と口を揃えて言っています。
その上で、教員採用試験に受かっている。
正直、ものすごく嫉妬しています。
悔しくて仕方ありません。
そこで、私がM先生の何に対して嫉妬しているのか、またM先生にしかないもの、私にしかないものは何なのかを書き出していくことで、思考や気持ちを整理しようと試みました。
赤裸々に思いの丈を書いているのと、字が汚いので、あまりじっくりとは見ないでください(笑)
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【まとめ】私の長所(3つ)
最後に、自己分析①~④の中であがった長所の中で、最も重要だと思うものを3つ書き出します。
多忙な中でも色々な物事を両立できる体力(バイタリティ①)
挫折を成長に変えることができる向上心(バイタリティ②)
創造力(クリエイティビティ)
次回は、これらの長所を学校現場でどのように生かしていくのかを考えていきます。
おわりに
メンタリストDaiGoさんの動画を見て、落ち込んだとき、悔しいと思ったとき、劣等感を感じて自分は駄目だと思ってしまうときの対処法を言語化してみました。
そうそう上手く心を切り替えられる訳はないのですが、いつまでも悶々と悩んでいるよりかは行動に移した方がいいと思うので、頑張って行動に移したいと思います。
【自己批判に陥ったときにやること】
①自分が今悩んでいること、失敗は何?対策すべきことは何?を紙に書き出す。
②改善点・対策を考える。
→嫉妬の対象の手法(メソッド)は取り入れる。でも、その人になるために取り入れるのではなく、自分らしくなるために取り入れる(メンター中毒にはならない!)。だからこそ、他者の手法を取り入れる際は自分なりにアレンジする。
③今の自分を十分だと捉える。
→最低ラインを決める。その上で何が起きるとボーナスゲームになるのかを考える。
④ボーナスゲームに向けて、②を踏まえて挑戦する!
令和の芥川龍之介