
Photo by
haru_33
ジモティー掲示板に友だち募集してみた。
わたしには友だちがいない。
ふと思いついて、
ジモティー掲示板に友だち募集をしてみた。
こんなの怪しいと思っていたけど、
実際に利用してみて
身分証明書の提出が必要なこともわかり、
安心した。
何ごとも決めつけはよくない。
そして何人かの方がメッセージをくれた。
お〜
こうやっても、友だちってできるやん。
いい時代になったもんだ。
「主人しか話相手がいなくて淋しい。」
「ペットの猫としか過ごしていなくて淋しい。」
「昔の同級生とは付き合えるのに、大人になると友だちができない。」
わたしには旦那もペットの猫も、旧友もいない。
「今あるものに目を向ける。」
みんなちゃんと、持ってるのに。
淋しさに目を向けるから、淋しいんだ。
そんなことを、ここで見せてもらった。
そして、
わたしの思考に共感して、悩みを相談してくれる人も現れた。
これを恋人が知ったら、きっと笑うだろう。
「きみに相談なんてする人いるの?」
そうだ。
楽観主義、個人主義になりたいわたしには、
一般常識はない。
それでも、
そんなわたしの話を聞きたいという人も、いるのだ。
離れていった友人もいる。
なんだかんだ言って、わたしから離れないでいる
きみみたいな人もいる。
世界は多様性に溢れてる。
ときどき挫けそうになることもあるけど、
それもたくさんあることの、ほんのひとつに過ぎない。
自分がなにを見るか。
自分がなにを見たいのか。
きっと、
いつだって、
人は自分の見たい世界を見てる。