昔からずっと好きなジブリ作品
先週の金曜日、金曜ロードショーで「天空の城ラピュタ」が放映されていましたね。
何を隠そう、わたしのいちばん好きなジブリ作品です。
子供の頃から数えると、何回見ているかわかりません。
金曜ロードショーが上映されるたびに見ていましたから、ゆうに10回をこえているはずですね。毎度のこと、テレビにかじりついて見ていました。一度も見逃さず見ていた気がします。
どうしてジブリ作品は何回見ても、毎回面白いのでしょうね。ストーリーなんて全て知っています。この先何が起こるかも全て知っています。なんなら、このシーンで登場人物がなんて言うかも、その仕草も、細かい所作までも、だいたい分かっています(ちょっと気持ち悪いかな)。
だけど、何度だって楽しめるんです。
初めて見るみたいにちゃんと面白いんです。
ちょっと不思議ですよね。
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先ほど言った通り、数あるジブリ作品の中でも、「天空の城ラピュタ」はわたしの中で一番好きな作品です。
ラピュタはファンタジーをベースにして、恋愛要素、旅要素など、わたしの好きなもので詰まっています。このジャンルでわたしが嫌いなわけがないのです。
また、ラピュタは、絶えずわたしをワクワクさせてくれます。
最初にシータが飛行船から落ちてくるところ。パズーとシータの二人で、ドーラ一家やムスカの部下から逃げるところ。逃げる最中に大きな洞窟に落ちてしまい、ポム爺に出会うところ。シータを奪還するためにパズーがドーラに一緒に連れて行ってほしい、と懇願するところ(40秒で支度しな。名シーンですね)。ラピュタを探す旅に出かけるところ。龍の巣へ突っ込んでいくところ。ラピュタに上陸するところ。ラピュタを探索するところ。ラピュタの力が発動するところ。そして、ラピュタが空へ飛んでいくところ。
うん、ラピュタのストーリーの全てですね(笑)
全てにおいて、ワクワクさせてくれるところが好きです。
そんな作品に出会えたことも幸せですね。
また、ストーリーもさることながら、登場人物全員のキャラも立っていて、とても魅力的です。
わたしはムスカも好きだし、閣下も好きだし、パズーの親方だって好きだし、ドーラの子供達もみんな好きです。
でも一番好きなのはドーラです。海賊なのに人情に熱いところが特に好きです。好きなシーンの話をすると、パズーと二人で空を飛ぶ乗り物に乗って、塔の上にいるシータを奪還するシーンです。
助け出すとき、ドーラのゴーグルに瓦礫が当たってしまい、一時は意識を失うものの、このままでは壁にぶつかってしまうと、パズーが頑張っている姿に応えて意識を取り戻すシーンが好きです。パズーを認めた気がして好きなんですよね。
姉御って感じです。
ちなみに、ジブリ作品の中で2番目に好きなのは「もののけ姫」、3番目は「風の谷のナウシカ」です。
「千と千尋の神隠し」も好きなのですが、当時小学生のわたしには、あのダークな世界観が少し怖くて、ほんの少しだけトラウマなのです。
だって今でも、歩いて通るトンネルは苦手だし、後ろは振り返れませんからね。
そういうことです。
みなさんはどのジブリ作品が好きですか?
それでは今日はこの辺で。
雪白真冬
P.S
シータがおばあちゃんに教えてもらった、ラピュタの力が発動される呪文(飛行石がラピュタを示す呪文)が毎回聞き取れません。
子供の頃から、ずっと聞き取れません。
なんて言ってるんですかね。