著者との向き合い方について―主に専門書
好みの流派、著者、色々あると思いますが、ある一つの著者や方向性を、極端に理想化したり、倒錯的に愛したり、祀り上げたりするのははっきりいって危険です。
とにかく色んな著者の本に当たってみる方がいいです。
そしていろんな本から、いろんな良いところを、自分で、主体的に、選んで、それらを吸収していくように心がけてください。
いいですか。心理学の範囲に収まっているような本だけではありません。もちろん、哲学も含まれます。
人の気持ちを勉強するのに、本のジャンルなど関係がありません。むちゃくちゃですが、存在する本全てが、言うならば、心理学の対象です。
(そんなんしてたらどっちつかずで全部中途半端になるやろ、とか、邪道や、とか、折衷野郎が、とか、そういうの無しで)
これは勉強方法の一つとして、とても重要なことです。人の心を勉強する人には特におすすめしたいと思います。
この界隈には、専門性をうたって、鬼の首取ったみたいな、ただの偉そうなだけの、ウザい姑息な権力マンがひしめいています。
それはもう十分におわかりだろうと思います。
いいですね?
(アメリカからとってきたぞー!ヨーロッパから仕入れてきたんやー!訳したぞー!俺が翻訳したぞー!どうや!?ほめてえな!ほめてえな!俺が一番や!一番は俺や!見て?どや!どや!?わかるか!?わかるか。俺が一番や!)
…クソどもが
で、例えばこういうことです。
実際に、著者とお会いしたり、1対1で話せるような状況になったことがあって、でも、しばらく関係を続けていたら、そいつがただの…クっソウザい人間だということが判明したとします。
こういう状況になったとしても、私は一応その人間が書いたり訳したりした本はできるだけ読むようにしている。
ただ、読書中にひたすらそいつのウザさが頭をよぎって、最後まで読むことが難しくなることがある(それはしゃーない)。
しかし理想は、そこは私的な感覚をできるだけ排するように努めて、書いてある事実を公平公正に判断し、良いところはすべて吸収するつもりで文章に当たるべきです。
つづく…かもしれん
なんとなく、伝わったら、それでいいです。