入院中に腫れた奥歯
2回目のラクナ脳梗塞で入院中、左の奥歯が腫れてきました。あまり痛くはないので退院してから歯医者へ行こうと思いました。
無事、退院した後すぐいつもの歯医者に予約を入れて行きました。
待合室で待つこと40分、退院したばかりなのでちょっと疲れてきました。今日はもう帰ろうかなと思ったころ、呼ばれて診察が始まりました。
歯が腫れたことを伝えると、レントゲンを撮ることになり、入院中もMRIやCTやレントゲンを撮ったので
(また撮るのか~)と心の中でつぶやいていました。
先生はレントゲンの後、歯の治療を始めました。
「抜いたほうがいいね。年齢からみても、通う回数からみても抜いたほうが負担が少ないよ。」とおしゃいました。
口をあけたまま、治療を受けている私は青天の霹靂です。
(え~歯を抜くの~。歯を抜くのって結構痛いよね。
入院してたって最初に言ったよね?退院したばっかりでしんどいのよ~。
抜くのは、もう少し後じゃダメなの?
年齢てなに?私 今、死にそうな病気しているのに、何歳まで生きると思って言っているの?
通う回数なんて多くても平気よ~!通うのは私なんだから回数は私と相談してからにしてよ!とお腹の中で思っていました。)
何か言いたいけど。治療中で口はあいたまま、なにも言えなかった。
それでも、私が嫌がっているのがわかったのか、抜くことは止めてもらえました。そして、奥歯のかぶせてある銀歯をとるところまでで今日の治療は終えました。
今日の治療を終えて、年齢 歯の寿命 歯のお手入れ 入れ歯 治療法 など歯にまつわる事を、ぐっと深く考える事になりました。
そして、私のだした結論です。
温存治療を大切にしている歯科医院を選びたい。
治療法はきちんと話して相談できる時間をとってくれる先生にしよう。
予約時間を守ってくれる歯科医院がいい。
この3点を決めてから、ネットで歯科医院を探し始めました。
新しい歯科医院で治療が始まりました。予約した時間に呼ばれ、新しく撮ったレントゲンを先生と見ながら治療法を説明しどういう治療がいいのか丁寧に話してくれ、どうしたいかと選択できました。
治療がすすみ、6月から始まった奥歯の治療は11月には抜くことなく新しい銀歯がはいり12月に不具合がなければ定期健診になるということになりました。どの治療の時も予約時間は守られ、毎回、きちんと質問はないか?痛みはないか?と聞く時間をとってくださり大満足の歯科治療でした。
歯の大切さがわかるとともに、人生の終わりの頃の歯と、どう付き合うのかを考えさせられました。
歯が無くなるかもというのも念頭におきながら、歯を含む体のお手入れを考え実行していこうと決心しました。栄養のとり方や体操をする。自分で選択できるように勉強し健康でいられるように努力をしていきたいと思います。
いつの時も笑顔で悔いのない毎日を送りたいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。