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好きなだけでいいのか

こんにちは、鈴菜です。記事を開いてくださりありがとうございます。

 私には、好きなだけでいいのかな、と思っていた時期がありました。
 クラスメイトがアクスタ片手にアイドルの話で盛り上がっていたとき、友人がTwitterで趣味を通じて知り合った人と交流をしていたとき。私の好きの生産性のなさを感じて、なぜ他人と少し違うんだろうと度々思いました。
 私の趣味は、というか好きな物に対する姿勢は、友人たちのように『広がり』がない。ただ受け取っているだけなんです。
 この記事では、好きなだけでいいのかという以前の私の疑問と、今の私の答えを書いています。

生産性のない好き

 私にはいわゆる推しがいたことがあります。何年も推しているキャラクターなどはいませんが、以前3、4人くらい、すごく好きな存在というものはありました。しかし、だからといってそのキャラクターのグッズがほしくなったことはほとんどありません。キャラクターの良さについて語り合いたいと強く思ったこともありません。

 そのキャラが好き。それ以上望むものがない。

 だから『生産性のない』、言い換えると『価値の低い』趣味。趣味の利点である、人との交流やスキルアップのきっかけがないんです。
 他人と比べて、好きなものに対する思いが低いようにも感じました。同じものが好きという人に会っても、同じ熱意で話すことができません。好きなものと接すれば確かに気分が高揚しているのですが、その次のステップが欠けてます。
 好き、それだけでいいのか。好き止まりの私の趣味を、好きのあり方を変えようとしたことも多々ありました。

答え

 『好きなだけでいいのか』との問いに対する私の答えは、『はい』だと思っています。好きなだけでOKです。
 前述した通り、私の好きに広がりはなく、好きの次がありません。会話のネタにもならない自己完結型です。それでも、無理に好きから発展させようとして逆に好きですらなくなってしまう可能性を考えれば、好きなまま放っておくのが最適です。
 どんなものであっても、好きなものがあるというだけで気分は上がりますし、グッズを集めたりせずあるもので満たされるということは経済的に良いことです。わざわざ好きなものを変えようとか、変に弄り回さずに、今ある私の好きのあり方をそのまま持っておくのが無難だと気づきました。
 いくら自分を変えようとしても、自分自身が欲してないならどうしようもないですしね。

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございました。
 あっさり私の答えを提示しましたが、この好きなだけでいいのかという疑問はずっと持っていました。周囲は皆、好きだから○○する人ばかりでしたから。しかし、一度『私はそういう人だから』と思えばすぐに吹っ切れました。この心持ちは大事にしたいです。

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