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伊藤若冲 / メトロポリタン美術館
おひとりさまブレインストーミング#38偉大なるマンネリ(ニクヨさん)
YouTubeで肉乃小路ニクヨさんを観ていたら
ゲストの山田ルイ53世さんが「一発屋」の話をしていました
髭男爵の、「ルネッサーーンス」っていうネタの方です
「一発屋芸人列伝」という本を上梓されています
一発屋を軽んじている世間に、一石を投じています
わたし、以下にとても納得しました
・一発芸人の衣装はドンキで売っている
・その「はいだ皮」をまとえば、だれでも再現できる
・人間は、手元で再現できるものを軽んじる傾向がある
(例えば、忘年会で銀シャリの漫才は、だれもやらない)
・一発屋のネタは、高度にパッケージされている作品だ
また、稀有な観測地点を持てることもおっしゃっています
・ナチュラルに「上から来る人」に会える
・この地点を視点に持てるのはラッキー
・自分がモノを書く上での観測地点になっている
・人は人を見下げるときに本音が出ます、それがみえるのがいい
自尊心や恥、といったものは
とっくに棄てているようにみえます
マインドフルネスやセルフコンパッションの目的は
この境地に立つためです
最近ようやっと、
マイノリティの視点に立てるのは幸運なことだ
と思うようになってきて、その追い風になるようなお話でした。