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"ジブリ”制作のゲームって知ってる?『二ノ国 漆黒の魔導士』DS版

 大好きなゲームを皆さんにおススメするシリーズ、今回は『二ノ国 漆黒の魔導士』です!本作は、2010年にNintendo DSで発売され、現在では、追加ストーリーと、グラフィックや戦闘方法が変更された、『二ノ国 白き聖灰の女王』というパワーアップver.が販売中です。ですが、今回はそちらではなく、いわゆる旧ver.の方のご紹介です。

 わざわざ、古いほうのご紹介するのは、こちらが、当時遊んでいたver.ということもあるのですが、変更前だけの、グッドポイントがあるので、その点もご紹介したいです。没入RPG体験として、確実に私のゲーム史に残る本作、以下につのおススメポイントにまとめました。では、どうぞ。

1.「ジブリ」制作ならでは、映画体験!

 本作、タイトルにも書きましたが、実はアニメーション作画は「スタジオジブリ」が担当しています。しかも、音楽は久石譲さんです。プレイしてみると、期待通りの美麗なアニメーションと、本作の世界観を盛り上げる、視界に広がる異世界の景色とともに流れる、壮大な楽曲や、不思議なダンジョンで流れる、奇妙だけど耳に残るBGM、ストーリーの最高潮で流れる、心に響く曲など、まさしく「映画をプレイする」体験が味わえました。

2.実物の"本”を片手に冒険の旅へ

 本作の特色として挙げない訳にはいかないのが、この要素!「マジックマスター」です。ストーリーで主人公「オリバー」は、妖精の「シズク」から魔法の本を授かり、冒険の旅に出ますが、"その本”が、本ソフトを購入すると、実物サイズで付いて来ます!プレイヤーは実際に、ゲームをプレイする際の道しるべとしても、世界観を深める読み物としても、片手に持ってプレイすることになります。
 これが、当時、楽しかった!今になって思うのは、ゲームの世界と現実が混ざり合う要素がこの本で、自分が本当に異世界の「二ノ国」を冒険している体験ができたのです。こういった点で、なかなか外で遊ぶのは、難しいゲームではありましたが、本は外に持って行って、何度も読み返してましたね。この実物とともに旅する体験は、DS版だけの要素です。

3.タッチペンで描く魔法の「ルーン」

 当時のハード、DSの特性を生かしていた本作の要素、「ルーン」です。作中で魔法を使うことになる、主人公は、「ルーン」という杖で描く呪文を学びます。プレイヤーは、魔法を使う際その「ルーン」をタッチペンで描くことになります。ボタンで魔法を選択するより、杖としてタッチペンを使うことで、これもまたロールプレイング体験が深まりました。

4.「二ノ国」という異世界での冒険譚

 本作を語るうえで、その物語も、もちろん外せません。主人公「オリバー」は、ストーリー冒頭で、母を事故で失います。しかし、「二ノ国」の妖精「シズク」から、もうひとつの世界二ノ国」に母を助ける手がかりがあると伝えられ、冒険に出かけるのです。シンプルな始まりですが、さまざまなミッションや、仲間との出会い、その先にわかる真実など、王道な物語が進み、"ちゃんと面白いです。自分の冒険体験のしっかりとした、土台になってくれました。

5.仲間の"魔物”とフォーメーションバトル

 作中では、人の心から生まれた存在「イマ―ジェン」や、自然に生息する"魔物”がいて、仲間にすることができます。それぞれ育成要素があり、某作品の様に、いわゆる「進化」もして、強くできます。進化先が二通りあるのは、周回するときのやりこみ要素でした。その仲間は戦闘で活躍します。
 戦闘システムは、DS版独自の「ターン制フォーメーションバトル」です。ワールドマップ上や、ダンジョンでは、あらかじめ敵の姿が見えて、ぶつかると戦闘が発生します。3×3のマス目に三体まで仲間や、魔物を配置出来て、それぞれに得意な攻撃手段、サポート魔法などがあります。一体だけ攻撃する魔法もあれば、縦一列だけ、横一列だけ、全体などの範囲があり、それを敵も使ってくるため、陣形も大事になってくるなど、シンプルながら工夫する余地があるやりごたえでした。


 以上、『二ノ国 漆黒の魔導士』のおススメポイントを語ってまいりましたが、他にも魔物をかわいがるシステムがあったり、集めた素材を錬成して新たなアイテムを作る「錬金術」鍋や、「マジックマスター」からヒントを得て謎解きする場面の楽しさなど、本作やりこみ要素盛りだくさんです。ヒジョーに長くなりそうなので、割愛します(´;ω;`)
 当時プレイされた方には、懐かしく、やったことのない方には、面白そうと思っていただけたらうれしいです。ここまでお読みくださりありがとうございました。

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