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vol.1 コンテンツのその先

足立先生、フランケン先生、猫山先生、サウザーの白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(57:58)は購入後に視聴可能。

その1(全6話)


足立先生とフランケン先生と猫山課長の四人で、(※祝!猫山さん初登場の巻)

「コンテンツ商売で食っていくにはどうすればいいのか?」

について語ったオーディオです。対象リスナーは、コンテンツ業で食っていきたい人、となります。どストレートで。

わたくしにとって、これは、喋れるけれどもたいへん喋りにくい話になります。

純粋にコンテンツ販売のお仕事で飯を食うようになったのは、白熱教室が稼働してからですからもう足掛け8年もの歳月もなるでしょうか、長期間にわたってコンテンツ販売業で口を糊しているということになりますので、こう言っちゃあれですが、プロ中のプロということです。

今から書くことはエッセイ風味のものなので、本オーディオに関係あると言えば関係あるし、無いと言えば無いし、読むだけで完結できる「コンテンツ商売で食っていくためには?」の話をします。

まず、なぜ喋りづらいのか?について。

第三者から質問されて「しょうがねえなあ」の形式を取らないと、とてもじゃないが話す気になどならないが、それはなぜか?

一に、お金の話が生々しすぎるから。

二に、たぶん再現性なんか無いから。

の二つ。だからまあ最初から飛ばしてゆくというか残念なことを言ってしまうと、こんな企画のこんなオーディオを聴いたぐらいでコンテンツ制作販売を生業にして食えるようになるなんて希望は、はっきり言ってゼロなんだ。ゼロ。ありえない。悪いけど。

コンテンツ売って食えるというのはつまり、その人が今まで積み重ねまくった物量で、素材の暴力でなぎ倒してゆくってだけのことだと思う。「俺のやり方」はそうで、テクニック介入の余地はほとんど無いんじゃないかな。

さて、まず一についてであるが、

「お金いくら稼いでいる」

と、自ら吹聴する人間に良き人間は居ないということである。これは昔からそうだし未来でもまずそうだろうと思う。永遠に不変。

人間社会において、普遍性を持った法則である。自分には幾らの稼ぎがあって、幾らの資産があるかについて、SNSなどで言いふらす人間に碌な者は居ない。これは絶対の決まりであるから、もしもネットで自分の収入や持ち金について発信している人間が居たら、その人物評価は大幅下方修正しておいて間違いない。便利指標。

じゃあなぜお金自慢をわざわざ言うのか?

病人だからってのと情弱釣りってのとがあるが前者から行こうか。

凄いと言ってもらいたいからである。凄いと言ってもらうことに飢えているから。

リアルの人間関係で寂しい思いをしているのだ。現実世界で友情や愛情に乏しい、信用されず、信用できる人もおらず、尊敬されず、重要視されておらず、一体その理由は何か?と考えると簡単な話で、その人の人格に何か決定的な欠陥があるからである。要するにしょうもない人間だからなのである。

くだらん人間だから俺は幾ら稼いでいるぜとお金自慢をする。いいね押して貰うことで、人生からくる常態化した痛みを一瞬だけ忘れることができる。

自己重要感の飢えとはかくも辛い物である。だがそれでもまだ自制心や廉恥心が勝っているならSNSなぞに自己愛を探しに行かなくてもいいのだが、自分に負け、自制や廉恥を忘れてしまうレベルまで人間性が低下した場合には、やはりSNSで収入自慢と資産自慢が発生する。

むろんビジネス目的(情弱釣り)であるケースも多い。高知能者のお金自慢はむしろこちらがほとんどではないだろうか。

「俺は○○万円稼いでいる」

「俺のようになりたいか?」

「だったらこれを買え」

というのは実に古い手口だ。こんなのを今もまだ見かけるということは、この手法が未だに有効だからなのだろう。いい加減、騙される側も学んだらいいのになと思う。

情報商材風の振る舞い(俺になりたいならこれを買え)と、お金自慢が組み合わさって化学変化すると、それはもう、とてつもない悪臭が吹き出してくる。このような鼻が曲がるほどの悪臭にさらされるのは、思慮深い人間にとって恥辱であるし、耐えられるものでもない。

不肖この聖丁がコンテンツ業で飯を食っていく方法について語るとすると、ともすればお金自慢になりそうな危うい箇所を攻めねばならないし、更に、コンテンツ販売の話は「俺のようになりたいか?」との距離が近くて、少しでも油断すると両者が化学反応を始めてしまって、おぞましい悪臭を放ち始めるかもしれぬという可能性があり、これを慎重に排除する必要があるのである。

本オーディオの清潔と清涼を保つためにどうしても譲れない事があって、それは

「お前らでは俺にはなれない」

の宣言である。これが筆者の誠意。

だから喋るのキツイんだな。要は足立先生とフランケン先生と猫山先生がわざわざ遠方より来てくれて~その絵面はさながら蝕~嬉しさのあまりついつい喋ってしまったというのが真相であるのかもしれない。

あとまあ自分の稼ぎを発表するやつもするやつなら、それに釣られてぶら下がってくるような下郎どもにもまた碌な人間は居なくて、そういう分かり易い刺激にしか反応できないようなゴミを客にして業にしようとすると、やる方もたいへん疲れるのである。

彼らを相手するのが単純にバカ過ぎて疲れるのと、毎度よりもっと強い刺激を加えて阿呆どもを煽る施策を考え続けないといけないのが、疲れる。高知能の人間はふとした瞬間に阿呆を相手にせねばならぬ自己の境遇に落涙するのである。

だからまあ上の宣言は、当オーディオにとっての顧客選別の一環でもある。ここまで読んでくれている貴方のような強い魂を持った人に満足してもらうコンテンツを提供するのは、とても難しいことだと理解してはいるつもりだ。

話は飛び散ってしまったが、閑話休題して二~再現性なぞ無い~について。

コンテンツ作って売ってけっこう良いお金を稼いで、まあまあ良い暮らしして、というのは確かに夢みたいな人生であると思う。筆者自身も若い頃は「それ」を夢と思っていたし、いやむしろ荒唐無稽とも思っていたかも知れぬ、自分が今現実にそういう恵まれた生活をしているんだが、正直なところあんまり実感は無い。

まぐれというか、衝突事故みたいな状況だと解釈している。

コンテンツ制作販売業に再現性無し、とは、やってるわたくし自身が、様々な偶然や幸運に巡り合って、それらまぐれの一つ一つの芽をこの上ない用心深さと運の良さで、枯らさず育て上げることができたからであって、果たしてそんな僥倖や自制心の数々を、これを聴いたリスナー全員が持っているとは到底思えぬのです。だから再現性など無いのだと。

しかし「俺のやり方」に再現性が無いからといって、貴兄がコンテンツ作りで稼げないか?というとそれはちと違う話だ。俺と違うやり方なら十分にチャンスはある。長くなるので次項に譲りたいと思うが、ここで言えることは、

①あなたが無意識レベルで積み重ねた物を大事にしてくれ
②チャンスを待ち構えておく、チャンス来たら掴んで離さない

相変わらずオーディオの内容とぜんぜん違う話が続くが、次回はnoteの起こした革命と非モテ大覚醒について語りたい。外部要因と内部要因の二つの偶然の結合が、再現性無い無競争状態を作るということを伝えられたらと思って一度筆を置く。

つづく

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クオリティ追求のため、今回から音声の調節や編集も外注せずワイの手作業でやるし、商品紹介文も自分で書くことにしますわ(外注の紹介文やるとしても後半数本だけ)。最近たるんでました。絵についてもAIはもう使わない。これは既に始まってると思うけど、AI産出物はクソゴミって認識が、感覚の鋭い人間の中での共通認識になっていくものと思う。世はまさに格差社会、感覚や認知力が鈍い下位の人間がAI産出物を食わされて喜んでいて、上位の人間は本物だけを選んで静かに摂取するって世界になるよ。貧富の差えぐいね。

音声自分でも聴いてみると、ほんのちょっとの微差なんだろうけど、なんでか知らんが自分が音を触ったやつの方が聴き心地が良い。微差=大差だ。


1.ながらでダラダラ聴いてほしいっす。
2.二周目三周目の聴こえ方が、一周目とぜんぜん違うのが良い聴き方。
3.ながら聴きするための軽作業を増やすという本末転倒が、あなたの人生をとても豊かなものにする
4.集中して真面目に聴くのは悪い聴き方である。
※最初30秒ぐらいの間、どうしても取りきれなかった雑音がありますが、それ以降は少し雑音ある箇所もございますが、まずまずノイズリダクションできています。

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