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Melodifestivalen2024

スウェーデンのユーロヴィジョン・ソング・コンテスト代表を決めるMelodifestivalenが終了しました。

ファイナルに進出したのは予想通りの方々が多かったですね。

個人の意見ですが。

番狂わせはなかったかなといった印象です。

でもまあ新しく導入されたKvalfinalは物議をかもしていました。

敗者復活戦的な存在ですが、ストリーミング再生などで人気の曲が本当に微妙な結果で脱落したので。

このルールどうなの?と感じた人が多かったのかもしれません。

個人的にはファイナル出場は12組ですが、10組でいいのでは?なんて思ってしまっていますが。


 
優勝したのはMarcus & Martinus"Unforgettable"でした。

彼らはノルウェー人の双子で昨年も出場して2位でした。

近ごろはこういう曲が人気なんですね。

個人的にはあまり聴かない類の曲なのでなんだかな、といったところです。

スウェーデン代表がスウェーデン国籍を持っていなければいけないわけではないです。

ユーロヴィジョン・ソング・コンテストにはそういう国籍に関するルールは存在しません。

ノルウェー人がスウェーデン代表で出場したことが過去にもあるそうです。

ほかの国でも度々あり、あのセリーヌ・ディオンはなぜかスイス代表として出場して優勝しています。


2位はMedina"Que Sera"でした。

こちらは楽しそうな曲です。

彼らは2022年に出場して3位でしたね。

ファイナルでは唯一歌詞がスウェーデン語です。

彼らも言っていましたがそろそろスウェーデン語の曲がスウェーデン代表になってもいいのではないでしょうか?

ユーロヴィジョンで2021年優勝の"Zitti e buoni"はイタリア語でしたし、去年大大人気だった"Cha Cha Cha"はフィンランド語だったので特に英語でないといい結果がついてこないということはないと思うのですが。


3位はSmash Into Pieces"Heroes Are Calling"でした。

彼らも昨年出場していましたが、今年の曲は去年より強い印象を残せなかったのではというところでしょうか。


 
Melodifestivalenのファイナルはいくつかの国の審査員からのポイントと視聴者投票からのポイントの合計点で決まります。

結果"Unforgettable"が審査員ポイントも視聴者ポイントもトップでした。

ということで個人的な意見はいろいろあるとは思いますが、順当な優勝とでも言いましょうか、収まるところに収まった今年のMelodifestivalenです。

スウェーデンで開催するユーロヴィジョン・ソング・コンテストのスウェーデン代表がノルウェー人だなんて!と思う人がいるかもしれませんが、視聴者ポイントを一番多く獲得した人達なので視聴者が選んだのですよ。


 
本筋とは別のところでファイナルを観ていておもしろかったのはBjörnzoneでした。

これでもか!というくらいの人物を投入した即席のグループですが、エンターテイメント感が盛りだくさんで楽しめました。

今回のMelodifestivalenは2008年の伏線回収的内容が盛り込まれていました。

2008年を観ていないので大体しかわかりませんが、今年の司会であるCarina Bergと2008年の司会のひとりであったBjörn Gustafssonとの関係をコメディに仕立てていたようです。

この曲はその一部です。

この後にもう一曲総まとめ的な曲があり、大団円を迎えました。
 
そういえばBjörn Gustafssonは"Unga Astrid"という映画でLindgrenさんを演じていた人です。

日本語のタイトルは個人的に好きではないのでスウェーデン語のタイトルにしてみました。


 
 
スウェーデン以外の国も出場者は決まっております。

あまりきっちりチェックしたわけではありませんが、今年もフィンランドはすごいです。

視聴者の支持を多く獲得したWindows95man"No Rules! "は日本人ならあの人を連想しますが、フィンランド人のセンスが謎になる選択です。

フィンランドもスウェーデンと同じくほかの国の審査員によるポイントと視聴者投票によるポイントの合計で争われるようですが、審査員ポイントが一番少なかったなんてお構いなし、視聴者から一番多くのポイントを獲得して優勝したようです。

フィンランドおしゃれ!かわいい!ステキ!!なんて言っている人たちにも観てほしいですね。
 


去年のフィンランド代表が人気だったものだから似たような路線を狙っているのかな?という人もいます。

今年はバンドが少なそう。

まだそれほど各国代表をチェックしていないこともあり、今のところ特に推している曲はありません。


 
そういえば2021年リトアニア代表だったThe Roopがリトアニア代表を選出する大会に出場していましたが、結果3位でした。

残念。

曲はシンプルで彼ららしいメッセージが込められた曲です。

聴いているとほんわかと楽しくなる曲ですが、ユーロヴィジョン代表としては弱かったのかもしれません。



 
ユーロヴィジョン・ソング・コンテストの開催は5月、Malmöにて。

日本のゴールデンウイークが終わってすぐです。

司会はMalin ÅkermanPetra Medeです。

Petraは今回で3回目。

きっと彼女だろうなと予想していました。

楽しみです。





冒頭の写真はユーロヴィジョンの開催地Malmöです。

このあたりで以前訪れたカフェの年季が入った店内がとても雰囲気がよく、積み重なった時代を感じられてよかったという記憶があるのですが、おそらくKFCになったのだろうな。






 






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