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Eurovision Song Contest 2024

ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2024が5月11日土曜夜に、日本時間では12日朝に開催されました。

昨年の優勝国スウェーデンのMalmöマルメにて。

今年はいつもにも増していろいろありましたねというのが感想です。


 
あまりただただにぎやかで楽しげな雰囲気は少なかったように思います。

なんせイスラエル出場していましたから。

かなり是非が問われていたわけですが、歌詞は政治的すぎるということで物議をかもしました。

そして曲名ともども一度変更になりましたが出場。

その影響はそこかしこに見られました。

例えば視聴者票は偏りすぎなんじゃないかと思っております。

今の状況に影響された可能性大でしょって。

2年前もそうだったので今回に限った話ではありませんが。

さらにユーロヴィジョン期間中は関連したたくさんのイベントが開催されますが反発して出演キャンセルした方々もいましたし、マルメでは中心部や会場周辺でデモが行われました。

政治的なイベントではないはずのユーロヴィジョンですが今のヨーロッパではなかなか難しく、あいまいですね。


 
ほかにもオランダ代表がファイナルに出場できませんでした。

ファイナル出場権を獲得しましたが、そのあと制作側のスタッフとの間で事件が勃発したそうです。

ファイナル前日のリハーサルには本人が登場せず、セミファイナルのパフォーマンス映像が放映されました。

そしてファイナル当日に失格という判断が下されたようです。

ユーロヴィジョンの歴史上初めての出来事だとか。

今年オランダ代表の曲"Europapa"はとてもヒットしていてファンも多かったこともあり失格という判断に反発した人が多いですね。

サビの部分だけ聴くととても軽くてコミック系なのかと思われそうですが、パフォーマンスも声もしっかりしているという印象を受けました。

彼が出場していたら結果はどうだったのだろうなと思わずにいられません。

そのせいなのかフィンランドの審査員ポイントを発表する人が司会のPetra MedeがWho?なんて言っちゃうくらい急に変わっていました。

流されちゃったけど。


 
Eric Saadeとか旗の禁止などなどほかにもありましたが細かいことになりますのでこのくらいに。


 
ということでバタバタ感がものすごくあったユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2024、結果優勝したのはスイスでした。

今年も去年と同じく審査員ポイントが一番多かった国が優勝しました。

スイスは視聴者ポイントではtop3にも入っていなかったのですが、それでも優勝するくらい審査員ポイントが多かったのです。

視聴者ポイントが一番多かったクロアチアは2位でした。

ふたつの国とも優勝候補でした。

クロアチアは初優勝のチャンスでしたが、審査員の心を掴みきれなかったのが残念でした。

スイスは1988年あのセリーヌ・ディオン以来の優勝です。

カナダ出身のセリーヌ・ディオンがなぜスイス代表だったのかはよくわかりませんが。

そのあたりのルールは緩いです。

今年のスウェーデン代表はノルウェー人ですし。

国を代表して出場するのですが特に国籍にこだわりはないそうです。


 
なんだかバタバタしたユーロヴィジョン・ソング・コンテストについて書こうとしたらうまくまとまらなくなってしまいました。

ルクセンブルクが31年ぶりに出場したという前向きな出来事もありました。

世界情勢のせいだけでなく、参加するにもお金がかかりすぎるようで出場する国が減ってしまっていますが、続いてほしいと願っております。

出場者同士が国関係なくGreen Roomで楽しそうに盛り上がっているのはユーロヴィジョンらしい場面です。

それが続いていってほしいです。


個人の感想を少々。
 
優勝したスイスが話題になっているこの頃ですが、クロアチアが優勝するといいなと思っていました。

初優勝っていい響きですし。

視聴者ポイントが多い曲が優勝するといいなと思っていますし。

スイスのジェットコースターのような曲"The Code"もいろいろな要素が混ざり合っていますが、クロアチアの曲"Rim Tim Tagi Dim"もこれでもかと各種詰め込まれていておもしろくて低音響いていてよいです。

それからすると今年のスウェーデンは王道でまとまりすぎていてもの足りないですね。

逆に今年もぶっ飛んでいたフィンランド、ファイナルに進出しましたがあまり点数が伸びなかったのは残念です。

セミファイナルは少々グタグタなところがありましたが、ファイナルはきっちり決めてくれました。

これを堂々とやり切ったWindows95Manも、彼らを送り込んできたフィンランドの方々もすごい。


 
そして忘れてはいけないのは司会のPetra Medeでしょう。

ユーロヴィジョンの司会は今回で3回目。

会場でPetra!コールが起こるほどユーロヴィジョンファンには知られた存在です。

ところどころにジョークを挟んでくる安定した司会っぷりは今回も楽しかったです。

3回司会をしているということはそれくらいスウェーデンが優勝しているということですが、次はあるのかな?


 
どうでもいいかもしれませんがLoreen腹筋すごそうですね。


 





冒頭の写真はユーロヴィジョン出場者も利用したであろうデンマークの空港の預け入れ荷物が出てくるところです。

マルメまで電車ですぐ。



 
 

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