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スウェーデンクイズ番組にみる違い
スウェーデンのPå spåret という1987年に始まったクイズ番組を見ました。
ゲスト目当てで見始めたのですが、期待よりおもしろかったです。
列車(時には車やバス)からの景色と与えられるヒントから地名を推測し、そのあとその場所にまつわるクイズが出題されるという内容です。
目的地はスウェーデン国内に限らず、国外にも飛び出します。
かなり前にも見たことがあったのですが、ちょっと内容を把握するのが難しいと思ってそれっきりになっていました。
なぜ難しいと感じたのかというと、日本の番組のように問題や解答が字幕、テロップで表示されることがほぼないからです。
司会の方が口頭で出題して、それを聞き逃したり、理解が追い付かなかったりするともうよくわからなくなってしまいます。
初めて見たのは10年以上前ですが、今回のシーズンも同じでした。
でもわからない場合はネット配信なので巻き戻しできますし、あまり細かいことは気にしなくてもいいなと開き直って楽しめました。
ひとつでも答えがわかる問題があるとさらに楽しめます。
毎回音楽に絡めた問題が出題されます。
この都市出身のアーティストの曲です、さて誰?といった具合に。
それを演奏するのがゲストのみなさま。
例えば1月は復活したSahara Hotnightsが、2月はVargas & Lagolaが登場しました。
それに加えてゲストボーカルを迎えた問題も出題されます。
ゲストといっても自分の曲を歌うわけではなく、カバー曲を披露します。
Johnossiは2月11日にアルバムリリースなのですが、それに触れることなくカバー曲を1曲披露して去って行きました。
日本では自身の曲一択かなと。
ところ変われば違いがあるのですね。
音楽が強い印象を与えるのですが、基本的にクイズ番組です。
スウェーデンのテレビ番組といえばユーロヴィジョンソングコンテストのスウェーデン代表を選ぶMelodifestivalen2022が始まりました。
1回めの放送ではアプリからも投票できるはずだったのに、技術的な問題でできなくなったという問題が起きました。
そのため電話投票のみでした。
そのせいか少々バタバタした印象を受ける放送でした。
もしアプリで投票できたのなら違う人が残ったのでは?といわれていそうですが、もう結果は結果です。
2回めの放送ではアプリも無事機能し、1回めの放送とは誰がファイナルに進むのかの発表の仕方も違っていました。
本来の予定はこうだったんだなと。
生放送って何が起こるかわからないなと改めて思ったのでした。
冒頭の写真は本文とは関係ありません。
が、この季節です。
Semlaセムラです。
おいしかったセムラです。