夏のうた
2020年06月29日にJ-waveの番組で曽我部恵一氏の生演奏ライブ放送がありました。
1曲目の『さよなら!街の恋人たち』の熱唱はとても印象的だったのですが、3曲目の『サマーソルジャー』はそれ以上に印象的でした。
ひそかに『サマーソルジャー』歌ってくれないかなと思っていたこともありますが、白黒で原付バイクを乗り回すMVを思い出し、夏特有の雰囲気とはかなさと気だるさが一気にあふれました。
夏はキライですが、好きな夏のうたです。
ということで好きなスウェーデンの夏のうた
Hov1, Veronica Maggio ”Hornstullsstrand”
ヒップホップグループHov1がVeronica Maggioをボーカルに向かえた2019年の曲
Hornstullstrandはストックホルムのセーデルマルムにある、フードトラックが出店したりマーケットが開催されたりととても賑わう場所です。
Strandとはビーチや海岸といった意味です。
2年前に行ったときには日光浴をする人がたくさんいて少々驚きました。
そのHornstullstrandで昔のことを思い出している曲です。
苗字を思い出せないというのがスウェーデンらしく、Hornstullstrandというのがとてもストックホルムらしいです。
Veronica Maggio - Hela huset ft. Håkan Hellström
Veronica MaggioがHåkan Hellströmをボーカルに向かえた2013年の曲
自宅で楽しく騒いだ翌朝、早朝にふと目が覚めた時に感じた無力感とか疲労感、むなしさなどを描いた歌詞だと思っています。
室内は散らかったままで、庭で眠り込んでいる人までいる。
でも夏で天気も良く、外は早朝といえども明るい。
そしてすべてに終わりがあると実感するという歌詞です。
自宅で音楽ガンガンかけまくり、おおいに飲み、庭で眠っちゃう人がいるくらい羽目を外して騒ぐこともあるスウェーデンのhemmafestの翌朝をなんとも絶妙にとらえています。
Mares ”Sunnanvid”
Uppsala出身のバンドMaresの2019年の曲
晴れたさわやかな夏の日にぴったりな幸福感漂う一曲です。
Gustavsbergの有名な葉っぱモチーフのデザインBersåがサビの部分の歌詞に出てきます。
カタカナではベルサと書かれてしまうBersåですが、本来の発音はこんなかんじというのを聴くことができます。
今年の夏はどうなるのでしょうか。
とりあえず好きな曲を聴きながらやり過ごしたいです。