Advent
今年の11月29日はスウェーデンではförsta adventです。
Adventとはクリスマスの4つ前の日曜日から始まります。
自分で書いておきながらよくわからない説明です。
4回日曜日が来ればもうクリスマスはすぐそこ!とでも言いましょうか。
その4回のうちの最初の日曜日がförsta(ファースト) adventです。
ということで今日を除くとあと3回クリスマス前に日曜日があるということです。
Adventになるともう堂々とクリスマスの飾り付けをしてもいいということになります。
そしてスウェーデンでよく見かけるようになるのがadventsstjärnaアドベントの星やadventsljusstakeアドベント燭台といった窓のところに飾られているライトです。
Adventsstjärna
ベツレヘムの星を表しているそうです。
Adventsljusstake
Adventの日に4本並んだろうそくに1本ずつ火を灯すのですが、
そのろうそくとはまた別です。
燭台といっても電気仕様です。
この時期日没がかなり早く暗いです。
11月は一番暗くて最悪と評判です。
でもこのライトが各所で窓辺だけではなく気持ちも明るくしてくれます。
いつもならförsta adventの週末からスウェーデン各地でクリスマスマーケットが開かれます。
クリスマスの飾り付け用品やクリスマスの食べ物、クリスマスプレゼントによさそうなものなどが売られているお店が多く出店しています。
しかしながら今年は中止のところが多いようです。
有名なストックホルムGamla stanのクリスマスマーケットも中止です。
毎年クリスマス営業が人気の野外博物館Skansenも休園が決定されました。
開園から129年で初だそうです。
野外博物館だということと入場者数を制限して営業を続けていたそうですが、感染者数が増加し、要請もより厳しくなっている状況ではこのまま営業するのは難しいのでしょう。
寂しいですね。
Adventを迎えてクリスマスに一直線のこの頃。
今年はいつもよりずいぶんと静かになりそうです。
でもクリスマスはやってきます。
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