音楽が救うもの
この一週間はこの時期に毎年放送されているスウェーデンの特別番組Musikhjälpenをところどころ聞いていました。
かなり放送時間が長いので、ところどころ。
日本にいて一番スウェーデン語を聞く時間が長いのがこの時のような気がします。
チャリティ番組で、毎年テーマが決められて募金が集められます。
スウェーデン第二の都市Göteborgから放送されている今年のテーマは戦争から避難している子どもにもっと安全をです。
今年は戦争によって避難をせざるを得ない子どもがかなり増えたそうです。
根本はまじめな番組ですが、音楽は命を救うという副題がついている通り音楽がメインになっております。
リクエストすることで募金できたり、ミュージシャンが生演奏を披露したり、コンサートなどにご招待のチャンスがあったりと盛りだくさんです。
ということでここ数年聞けるときは聞いています。
放送時間が長くゲストも多いので、主なゲストは誰が何日の何時にくるのかあらかじめ発表されます。
知っている方々だったり初めて知る方々だったり、曲は知っているけれどもどなたの曲だかわからなかったのがわかったりとさまざまです。
そんな中ふと思い出したことがありました。
もうずいぶん前にスウェーデンでコンサートへ行ったのですが、肝心なそのギターを弾いて歌っていた人の名前がどうしても覚えられませんでした。
ものすごく失礼ですね。
なかなかよくって楽しんだのに本当にどうしても覚えられませんでした。
でも先日Musikhjälpenに誰が登場するのかを見ているとふと気になった名前がありました。
ひょっとしたらあの時の人なんじゃないかと。
何がきっかけだったのか、何が記憶を刺激したのかよくわかりません。
でも調べてみると本当に彼でした。
日本盤も出したことがあるそうです。
知らなくて失礼いたしました。
最終日が進行中のMusikhjälpen。
今年も楽しませていただきました。
Tack!
Musikhjälpenとは別にウクライナのユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2023の代表が選ばれる番組をYouTubeで見ることができるというのでそちらも見てみました。
生配信だそうです。
こじんまりとした会場でしたが、華やかでした。
日本時間深夜0時開始で見始めたのはいいのですが、ウクライナ語がわからないし、案外喋りが長くて眠気を誘われました。
ということであえなく撃沈。
どれくらいの時間続くかも知らなかったのでしょうがないかなと。
翌日改めて要所要所を視聴。
予想は外しました。
視聴者投票で1位だった人が選ばれたようなのでそれはそれでよかったのではないでしょうか。
それにしてもユーロヴィジョン開催は5月なので代表決定が速いですね。
ウクライナだけでなくすでに出場者が決まっている国は他にもあります。
準備に時間がかかるのでしょうか?
スウェーデンの代表が決まるのはいつも3月です。
とまあなんだかちょっと心だけは日本を離れてヨーロッパ方面を漂った週末でした。
冒頭の写真はMusikhjälpenが放送されているGöteborgのKungstorgetのあたりです。
今年はそこに設置されているブースから公開生放送です。
Göteborg行きたいな。