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サイズを測る?謀る?

昔むかしに書いた記事↓
そのまま公開してみます。投稿日はいつ?

北京オリンピックやってますね。
昨日、スキージャンプの団体があってました。
そんなことあります?っていうようなことがありました。
若干抗議の意味も込めて、測定の難しさもかわらないでもない。
しかし…

スキー団体

スキー団体は、どんな競技か。よくわかっていない。にわか知識です。すいません。男女4人がジャンプを跳ぶんですよね。距離と美しさ?も考慮されたポイントが高いチームが2本目にチャレンジできるというルール。そこで問題が!スーツのサイズが大きいといけないというルールがあるらしいです。大きいとムササビみたいに浮力を得やすいデザインにできるからなんでしょうね。納得です。ハンググライダーみたいなスーツを開発すれば、いくらでも飛距離がでそうです。

高梨沙羅選手の失格

言わずと知れた女子のエース。なんとスーツのサイズが大きすぎて失格らしい。そんなんある?オリンピックで!!
だって、個人競技で使ってたスーツらしいじゃないですか?そんな数日で変わるような身体?身体は若干変わるかもしれないが、そんな微妙な身体の変化に対応しなければならないような精度をスーツしかダメってルールある?
それは厳しすぎるでしょう。身体を維持することもプロフェッショナルかもしれませんが、そんな数日の話ではないですよね。
じゃ、測り方?測り方が一貫性がないから数値が変わって、同じスーツも数日で”合ってない判定”になってしまったのか。合ってたのに。

測定方法

理学療法では、周径を測ることがありますよね。大腿部、下腿。筋の委縮・増大の目安として図ることがあります。実際、動作で使う筋肉量、必要な筋肉量は、周径だけでは決めれない部分もありますが、正確に測れないと判断の材料としては使えないですね。メジャーを締め付けて図るのですが、締めすぎると細い値を読むことになり、緩すぎると太い値となります。
前回締めて図り、今回は緩く図り、「筋肉ついてきましたね」と喜ぶ(喜ばせる)。
…茶番ですね。
下肢長もですね。ランドマークとなっているのが骨。
例えば、大腿骨の大転子。いわゆる骨の隆起を目安にするのです。
大きな隆起です。山のように盛り上がっているので、どちらから触るかで、数㎝値がズレることがあります。もう自分自身で決めるしかないですよね。
理学療法士の臨床実習では、その辺も厳しく言われたものです。
検者が一人の場合は、その方が図るように決めてしまうと誤差な少なくなります。一人の検者の中でも、測り方を決めておかないと誤差を生じさせる原因となります。誤差ではないですね。完全に違う意味のない値となってしまいますから。要は、その値をどのように使うかなので、検者がしっかり測定方法を決めておかないといけませんね。

私の場合こんなことを決めています。
「一度きつく締めてから組織に反発で戻ったときの値。」
まっこれでも、メジャーの通し方が斜めだったりすると数値の変動がでてしまうし、”反発して戻ったところ”も非常にアナログ。
でも私の中では、しっくりきてます。手っ取り早く再現性のある数値を測ることができているかな。

あとがき

測定方法なんて、実習ですごく突っ込まれるところ。
まさか国際大会、しかもオリンピックで測定方法が徹底できていないとか。道具や人為的ミスとかないですよね。
というか、跳ぶ前に注意してあげればいいやん!
違反しないように!だれか謀ってんじゃないん?!


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