高木道郎さんのフカセ釣り本に出会った話
どうも湯気(ユケ)です。
以前からnoteに書かせていただいてるように、私はフカセ釣りが好きなのですが、これまである人が書いた指南書を好んで読んできました。
その人こそ、高木道郎さんです。
子どもの頃はけっこう本から知識を得ようとするタイプだった私は約10年前、フカセ釣りの指南書を探していたとき『高木道郎のウキフカセ釣り入門』に出会いました。
指南書というだけではなく読み物としてとても面白く、当時小学生だった私は夢中になって何度も読み返した記憶があります。
うろ覚えですが、「釣りとは人間側の安全が確約されている中で魚の生命をやり取りする遊びであることを忘れてはならない」といった描き方が今でもかなり印象的で、釣りとの向き合い方や精神面もこの本からかなり影響を受けました。
他にも、同作者の『磯釣りをはじめよう』もよく読んでましたし、小学生〜中学生になる頃にかけては高木道郎さんの本と共に成長してきたと言っても過言ではありません。
その私も、高校に入って以降はだいたいなんでもスマホなどインターネットで情報を集めるようになり、本を読む機会は減って新たに釣りの指南書に触れることもほぼ無くなっていました。
そんな中のある日(今日ですが)、時間を潰すために書店に入った私は、なんとなく釣りの本が置いてあるコーナーを見に行き、興味がある本をパラパラ見ていると、フカセ釣りの本があったので手にとって目次を開いてみました。
それは、『ゼロから始めるウキフカセ釣り入門』という本です。
すると目次の1に、
「フカセ釣りの基本はウミタナゴ釣りにあり」
と書いてあって仰天しました。
こんな内容で書くのは彼しかいない。
その瞬間これが昔からよく本を読んでいた高木道郎さんの本だと確信しました。
商品ページの概要欄にある
「ウミタナゴ釣りでウキフカセ釣りの基本を学び、メジナ釣りでテクニックを網羅。クロダイ釣りでウキフカセ釣りを極めるというステップアップスタイル」
という文言を読んで、ずっと変わらないスタイルでフカセ釣りの指南書を書いているのだとわかってさらに感嘆。(調べたところこの本出たのは2018年とそこまで最近では無かったですが…)
よくよく考えるとフカセ釣りじゃなく「ウキフカセ釣り」とウキの部分までしっかり入れているのも高木道郎さんらしいですね。
その時あまり現金を持ってなかったので勢いのまま書店を出てAmazonで注文しちゃいました。
まだ届いてないですが、読んだらまた感想など書けたらな〜と思います。
というか、ネットで調べたら同作者のまだ知らない本がたくさん出てきたので全部読みたくなっちゃいましたね…
ではまた。
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