45キロくらいなら簡単にやせるから、とりあえず清水の舞台から飛び降りよう
今日は2万歩あるいた。
夜、体重計にのると1キロ痩せている。
不思議なことに、次の日の朝、体重をはかると元に戻っている。
夜、体重をはかってから1キロ分食べたからだ。
世の中シンプルにできている。
林真理子の文がすきだ。
こないだ、エッセイ集を図書館で借りてきた。
内容は7割方ダイエットがらみの話題。この話題は永遠のテーマらしい。
いろいろためしては、リバウンドしてしまう。
贅肉の増減がネタになる。さすが林真理子、2度おいしい。
ワイン飲んで、三ツ星レストランで食事して、ダイエットをする。
もう文章からして無理そうですよね?
飲んで食ってやせるとか……
スリムになって人生かえたいですか?
シュッとした服でバシッときめたいですか?
かんたんです
(タウンワークより)
仕事を変えるとやせる
生活習慣をかえる。とういことです。
ダイエットをして人生を変えるのではなく、人生を変えてダイエットをします。(そういう意味ではパートナーを変えるでもOK)
間違いなく痩せます。
前提条件
前提1 本物のデブである。
45キロもやせることができるのは100キロ以上の本物のデブです。
前提2 なまけものである。
ふつうに動いて、ふつうにたべて100キロ以上にそもそもなりません。
10年ぶりに地元で妹の結婚式に出席したところ、学生時代(やせていた)とのあまりの変わりように、親戚のおじさんに大笑いされた。(田舎の親父っってなんであんなに失礼なのか)
そんな私が35歳から36歳の1年間で40キロ体重が落ち、±5キロをうろうろし、現在44歳で81キロです。
身長は177センチです。
ピーク時には126キロありました。
真正のデブからメタボにマイナーチェンジしました。
デブの10年間、外資系の保険会社で所長職をしていました。
年収は1,000万。だいたい1日に3,000歩くらいしか歩いていません。
一日に甘い缶コーヒーを3本のみます。(いまも飲んでます)
36歳で警備会社に勤め始めます。(何考えてるんでしょう?)
支社長とかではなく、現場の1(契約)社員です。年収は250万あったでしょうか?
だいたい1日18,000歩ほど歩きます。なにしろ歩くのが仕事です。(いまも歩いてます)
いちど、前職のお金持ちのお客様に「食べるものがないの?」と言われるくらい見た目がかわりました。お客様は冗談でいったのでしょうが、まじで食べるものに困ってました。
主食は廃棄のお弁当で、だいたいサバ弁当が残ります。たまにかつ弁当がのこったときは偉い人(といっても警備の中のちょいえらい人)がキープします。
そして私たちのもとにはいつも通りのサバ弁当がとどきます。(お弁当屋さんが売れ残りをくれます。ほんとうにありがたい。しかもうまい。)
年収1000万のときは全く値段など気にせず買い物をしていましたが、転職してからは値段しか見ていません。体の半分はサバ弁でできていました。(のこりはごつ盛り焼きそば)
当時の豆藤さんとはメニューがすこし違う
少しずつやせていくのと同時にものすごく腰と足が痛くなりました。冷や汗が出るくらいいたく、駅のホームでうずくまるほど。
成長期の子供のひざが急にのびるとギシギシ音がするように、急にやせたのでへんな誤作動を起こしたのかと思いました。
いちど、万引き男を追いかけていた時、フェンスをひらりと乗り越える男に対し、腰をおさえながら、フェンス前で右往左往するわたしに周りのギャラリーのため息があびせられました。なさけなかったです。
「なんでつかまえないの?」という問いに「お客さんかもしれないから」となんともさえない返事をしたのをおぼえています。
「腰が痛くて、デブだからこのフェンス無理」というよりましだという判断が働いたのでしょう。前職の経験が生きています。
さて、なぜかこのあと急にモテキがきます。
というかそんな気がしてきました。なにしろここは女率95%百貨店です。(百貨店内の施設警備)昨年仕事と家庭とキャバクラを除くと3人しかしゃべったことのない男が、毎日10人以上の若い女性と話す。(もてていると思わないほうがどうかしている)
チャージ料なしに女と話す幸せ。リアル花園。貧乏なんかくそくらえ。ぷっぷっくぷっー
なんでわたしがこうもバカになったかというとスリムになったからではなく、本当は仕事が気楽すぎて吹っ切れていたからだと思う。
体重とモテ度は関係ないという結論を出そうと思うのだがどうだろう?
126㌔の時(会社をやめる寸前)当時の事務員からお誘いをうけた。
「食事でもいきませんか?」と。まじでうれしかったのだが、まじで余裕がなかったのでスルーしてしまった。(申し訳ないので10年ぶりに食事のお誘いをしたら本当に嫌そうだった。そしてドタキャンされた。)
私の話はおいといて、まわりのもてるやつってデブとかスリムとかあんまり関係ないんじゃないか?ということ。
すかっと機嫌よく生きていれるかどうか?が問題である。
デブだと(自分が)もてないと思ってるだけで。(気分が上がらないからしかたないけど)
「スリムになってかわいい服が着たい」「スリムになってもてたい」「スリムになって自己肯定感を高めたい」
ダイエットの先になにをみるか?
デブでも機嫌よく生きていると(難易度たかめ)いいことあるし。
それがいやなら、仕事を変えてみよう。
動く仕事でたべるのも大変な(低賃金の)仕事なら、間違いなくスリムになれる。(パートナーを変えてもOK)
世の中シンプルにできている。カロリー以上に動けば痩せる。(ストレスのもとになってるパートナーを変えればストレス食いしなくてすむ)
さて、どうでしょう?
清水の舞台から飛び降りてみますか?
シュッとした服がかっこよくきまりますよ(買えるかどうかは別)
それともワイン飲んで、三ツ星レストランで食事して、ダイエットをしますか?(豆藤の弁当のほうがうまいよ)
でもやっぱり、みんなワイン飲んで、三ツ星レストランいって、スリムになりたいんだろうな。
そりゃそのほうがいいよね。
清水の舞台って結構高い。