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全てに自分のやりたいことを設定する

人生では色んなシチュエーションがある。

 日常ではいろんな場所で自分が表現したい内容を準備しておく。それは仕事でのセールスシーンなのか、社内で意見を通すためのシーンなのか、部下に依頼する内容なのか、様々なシーンがあるが、自分の表現したい世界を示すのにどのようにアプローチするのかを準備する。

 可能性のないようなことについても想定をする。例えば社長になった場合、総理大臣になった場合、弁護士になった場合、教授になった場合、外交官になった場合、投資家になった場合、作家になった場合、教師になった場合、ホームレスになった場合、漁業者になった場合等々。それぞれのおかれた環境(年齢、来歴、親類の職業、年収、資産、家族構成、通常の一日のスケジュール、仕事で関係する人、友人)をできるだけ情報収集し、あるモデルになる人の具体的な行動について、なぜその行動を取るのかを想像する。

 自分が当然と思っていることは全然違う。実際に私に関係する人たちについてもっと状況を知り、行く末について想像し、それとなく善い方向性を示していければいい。それは私にとっての良い世界であるが、世界全体をよい世界に持っていければいいと思っている。いや、世の中の法則について知りたいだけなのかもしれない。

 再現性のない一回きりの人生をそれぞれの関係性の中でお互いが刺激を与えられ続けられたらとても面白いと思う。

 私は事前の世界の描き方と現実にアプローチし、うまくいったら単純にうれしい。当てが外れたら「なんでだろう?」「この行動を変えたらうまくいくのかな。次はトライしてみよう。」「シチュエーションの読み解き自体が違っていた。情報収集から立て直そう。」と次のやるべき課題が見つかり、解決にむけて行動し始めることができる。

 どう転んでも自分が次の行動に移せるようにいろんな感知センサーと行動スイッチを用意し日常を過ごす。日常的にスイッチが「パチッ」と入り、区切りが着くまで没頭し、終息を迎える。これを繰り返す。

 私の人生は終わるまで行動し続け、常にエンジンを動かし続けるのだと思われる。

#エンジンがかかった瞬間

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