【ダイジェスト】FISHERMAN COLLEGE for YOUTH 2021春 最終報告会②
※この記事は【ダイジェスト】FISHERMAN COLLEGE for YOUTH 2021春 最終報告会① の続きです。
②盛信冷凍庫株式会社【マーケティング】ECサイトのリピーター獲得戦略を立案しPDCAをまわせ!
2社目は石巻で最もサバの取り扱い量が多い盛信冷凍庫株式会社です。
盛信冷凍庫は昨年の8月よりECサイトを運用。
BtoC事業は初の試みということで、試行錯誤しながら進めていました。
インターン生受入前は、新規顧客の獲得に集中していたため、リピーターの獲得までは着手していませんでした。
そこで企業からインターン生へ与えられたミッションは
リピーターの獲得できるECサイトにすること。
まずはじめにこれまでの顧客データの分析を行いました。
どんな人が購入しているのだろうか?
どの商品が人気なのだろうか?
どの商品を買った人がリピーターになっているのか?
分析の結果分かったことは、
①圧倒的にサバが人気商品であること
②2回目に購入してくれた人は3回目以降も購入する割合が高いこと
顧客データの分析から分かったことを基に、リピーター獲得のための戦略を立てます。しかしながらECを始めたばかりで、まだできていないこと・できることが多すぎて、限られた時間の中でどの施策に取り組むのかインターン生たちは悩みます。
そこで評価項目を決めて、優先度を決定。
加えて3月8日が近かったこともあり、「サバの日キャンペーン」の実施を通して施策の効果検証をすることに。
具体的には限定セットを用意し、チラシやメルマガを作成。
インターン生はここでキャンペーンの実施からメルマガの配信まで数日というハイスピードで進んだ時は、大手企業にはない中小企業ならではの判断の速さだと実感。
多少ではありましたが、前の月に比べ売上が上がったことにインターン生は確かな進歩を感じます。
検証を通して、洗い出した今後取るべき施策を体系的にまとめる必要があると考えました。
そのため以下のようなリピーター獲得のサイクルを構築することにしました。
インターン生が抜けた後もリピーター獲得のサイクルが回せるように、残り期限いっぱいまで、施策を準備しました。
最終的には別のメルマガ、クーポン、フォローメール、販促カレンダーを作成。
インターンの振り返りとしては、
・スピード感をもってプロジェクトを進め、達成感を得ることができた
・一企業だけでなく水産業全体というより広い視点からも活動できたらよかった
というのがメンバーから出ました。
インターン後に補助金が終了し、それに伴って盛信のECも変わっていくので、ぜひお楽しみに!
※最後は事前課題で魚料理を作ってきた写真。
(事前課題のおかげではじめから良い雰囲気で進めることができた。とのこと)
次は③魚喜久水産株式会社の発表です。
▼最終報告会動画はこちら(盛信チームの発表は32:00あたりから)
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