【ダイジェスト】FISHERMAN COLLEGE for YOUTH 2021春 最終報告会①
毎年春、夏休み期間に行っているフィッシャーマン・ジャパンの実践型インターンプログラム。今年は新型コロナウイルスの影響により、現地滞在型インターンシップではなく、実践型オンラインキャンパス「FISHERMAN COLLEGE for YOUTH」にフルリニューアル。
オンラインという環境下、2月から約1ヶ月半の間全力でプロジェクトと向き合い、挑戦し続けた18名のプログラムもいよいよフィナーレです。
変革者のもとで何を学び、仲間と共にどの様な経験をしたのか。
オンラインの枠を越え、この春の期間を走り切ったインターン生の軌跡をダイジェストで振り返ります。
①木の屋石巻水産株式会社
【Webマーケティング】SNSを活用し、「木の屋の缶詰」を若年層へ売りまくる戦略を立案せよ!
1社目は「木の屋の缶詰」で有名な木の屋石巻水産。
木の屋の悩みは顧客層が60代に固まっており、20代の若年層への認知度が低いことでした。
そこでインターン生に課されたミッションは
今回のターゲット層と同じ『いち若年層顧客』の視点からSNS運用や戦略プランの立案をすること。
そこでまず施策を考える上で必要となるターゲットの解像度を上げるためにペルソナを設定しました。
しかし、企業側から、このペルソナ設定の妥当性を問われます。
「このターゲットはどのくらいの人数が当てはまる?」
「本当に企業のことを思っているなら、ターゲットがどの程度いるのか気になるのは当然。そう思えていないのは、まだ他人事だと思っている証拠。」
強烈な指摘を受けたインターン生はこの出来事を機に自分たちが企業の一員であることを改めて強く認識するようになりました。
そしてターゲット層の市場規模が113万人と充分であることを確認した上で、instagramを用いたテストマーケティングの実施を提案します。
企業側はテストマーケティングの実施を承認。
そして目標値を設定し、実行、効果検証を行いました。
結果としては、ターゲット層である18-24歳女性の割合が0.5%増でした。
大きな変化ではなくても、1週間と限られた期間の中で確かな結果が出たことに企業側は満足。
更なる成果を求め、若年層への認知度を上げた先に購買に繋げる販売戦略を考案します。
パッケージデザインの重要性を説明した上で「消費者参加型のパッケージデザインのコンペティション」を提案します。
企業側からは
「面白い」「やってみよう」「手に取ってもらえるきっかけになる」
と概ね良い反応をもらうことができました。
3人のインターン生たちの活動を通じた感想には
「チーム全員で最後までプロジェクトを遂行できたことがうれしい。
自分に対する理解が進んだ。」
「マーケティングとはなにかを知るきっかけとなった。お互いの意見を尊重し、理解しようとすることの大切さを改めて実感する場であった。」
「実際に企業のInstagramを運用したり販売プランを構築したりと、とても貴重な経験ができた。やるべきことを明確にして進めていく重要性を感じた。」
最後には企業の皆様への"缶謝"の思いを伝えて、木の屋チームの発表は終了しました。
次は②盛信冷凍庫株式会社の発表です。
▼最終報告会動画はこちら(木の屋チームの発表は4:00あたりから)
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