なぜ漁師が情報発信を始めたか?
理由を正直に話します。
「私達がポルトガル・フゼタ沖の定置網で獲っている、タイセイヨウクロマグロ(本まぐろ)を高く売りたいです。(程よく言うと、多くの人に届けたい)」
生産量は増え品質で差別化できなくて困っています。
ちょっと、説明します。
年々、タイセイヨウクロマグロ(本まぐろ)の資源量は増え、それに伴い、最大漁獲可能量(TAC)も増え、各国漁獲量(QUOTA)も増えています。
2020東大西洋・タイセイヨウクロマグロ漁獲可能量:36,000トン
2020ポルトガル漁獲枠:577トン(漁獲可能量比:1.6%)
2020当定置網漁獲枠:185トン(漁獲可能量比:0.5%)
その反面、最大消費地である日本の人口は減少している。
タイセイヨウクロマグロ(本まぐろ)/別名:地中海養殖まぐろ として多くが流通しています。
品質での差別化は難しくなってきています。
顧客・消費者からしたらどのタイセイヨウクロマグロ(本まぐろ)も一緒です。
しかし、
誰が・何処で・どうやって・どんな思いで、漁獲したマグロか知る事は、顧客・消費者にとって価値があると思い、情報発信を始めました。
また、この情報を発信しなければ、差別化は図れない(高く売れない)と危機感を抱いたのがきっかけです。
もう心は決まりました。
ポルトガル・フゼタ沖の定置網で獲れる、タイセイヨウクロマグロ(本まぐろ)の情報を発信していきます。
一方通行の情報だけでなく、ご連絡頂ければ、誠心誠意対応させて頂きます。
貴重な時間を使い、ご講読頂き、誠にありがとうございます。
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