【文字起こし】ポッドキャスト「fishbowl の“静岡と言えばなんですか?”」(ESORA COFFEE 後編)
ヤマモト:こんにちは。fishbowlの音楽プロデューサーのヤマモトショウです。
ザーラ:fishbowlの沼津市出身、斎藤ザーラチャヒヨニです。前回に引き続き、ESORA COFFEE店長の鳥居恭平さんにお話を伺っていきます。よろしくお願いします。
鳥居:お願いします。
ヤマモト:前回の最後に、fishbowlの楽曲の名前「熱波」、熱波はサウナ用語なんですけど、 もうfishbowlのものみたいに今言っちゃいましたね。熱波という名前が付いたコーヒーも売られているということで、最近はfishbowlのファンの方も来ているという話もさっき少し伺ったんですけど。
鳥居:結構多いですよ。
ヤマモト:ほんとですか。
ザーラ:ありがたいです。
ヤマモト:もう見ればわかりますか、来た感じで。もしかしてこの人fishbowlのファンかも…とか。
鳥居:店から車のナンバーがわかるんですよ。見た時に、「大宮!?」って(笑)
ヤマモト:なるほど(笑)そういうことですね。
鳥居:ってなると、ちょっともう気にしちゃいますよね(笑)
ヤマモト:まあ、なんらかの理由がないと来ないだろうと。
鳥居:もう間髪入れずに「fishbowlの…」とおっしゃるので。
ヤマモト:そうですよね。それで今ザーラのNFT写真が入っているものがありますけれども、こういう試みもあったりして。fishbowlを最初知ったのはどういうきっかけだったんですか?
鳥居:もうそれこそ、そのNFTを作られてるサンロフトさんから、こういうアイドルグループがあって、これこれこうなりましたって言われて(笑)
ヤマモト:もうやりましょうみたいな(笑)
鳥居:はい! それからもう、どれどれって調べ始めたというような感じです。
ヤマモト:それを聞いてどうでした?応援企業制度っていうのも、そもそもちょっと謎でかなり不思議な仕組みだと思うんですけど、 それも含めていろいろfishbowlのことを調べてみてどんな印象でしたか?
鳥居:最初、個人個人に企業さんがついているから、人気順なのかな?みたいな(笑)
ヤマモト:企業の数が多いメンバーがね。
鳥居:実際にマネージャーさんに聞いたら、いろいろ個性を応援していきたいというのがあったり、アイドル活動だけじゃなくて、静岡のこと、企業・地域のことなどをもっとPRしていきたいというのがあったり、そういう想いがあるというのを聞いて、すごいなと思いました。
ヤマモト:ありがとうございます。
鳥居:それきっかけに、さっきの熱波の話ではないですけど、サウナを知った方もいると思うし、もしかしたらサウナ嫌いだったけど、fishbowlが踊ってたから入ってみようかなという方もいると思うんですよ。そういうのが結構いいなと思って。
ヤマモト:なるほど。コーヒー嫌いだったけど、fishbowlがきっかけでESORA COFFEEさんに行って、コーヒー好きになっちゃうって方もいるかもしれませんね。
ヤマモト:それこそサウナはまさにそういう声も今までありましたね。今まではちょっとよくわからなかったけど、とりあえず行ってみるみたいな感じで。熱波という曲ができて以降、 今静岡サウナ協議会も応援団体に入ってくれているので、ますますその辺も繋がっていくのかなと思いつつ、もしかしたら、コーヒーもあるかもしれませんね。
ザーラ:そうですね。ESORA COFFEEさんが私の応援企業になってくれなかったら、コーヒーに手を出さなかったと思います。
鳥居:ずっとお茶ですもんね。
ザーラ:そうなんです。私はお茶が好きだから、こういう縁がなかったら飲む機会もあんまりなかったなと。
ヤマモト:たしかにそれはあるかもね。この応援企業制度の面白いところとして、いわゆるスポンサーではないんですけど、本当にお互いのきっかけになるといいなと思って。 静岡って、こう広い県ですけど、なんかひとえに静岡ってすごくいい県なんですと言ったって、いろんな中身があるわけじゃないですか。中には、サウナがとにかく好きだっていう方もいれば、実はこんな場所にこんな素敵なコーヒースタンドがあって、そこに行ってみるのなんかいいかも、みたいな 感覚を持つ人が、もしかしたらfishbowlきっかけでいるかもしれない。
また逆もしかりで、誰かが店に来て、なんかfishbowlってアイドルとコラボしてるけど、これは一体なんなんだ、この子は誰なんだみたいな。しかも別に沼津市出身じゃない、そこは焼津じゃないんだ、みたいなところも含めてちょっと面白い。
調べてもSNS出てこない、でもNFTはあるみたいな。SNSを全くやっていない人のNFT商品があるっていうのは、もうかなり不思議な現象が起こりまくっていて、しかもここ来ないとゲットできないっていうのも含めて、すごいことだなと思いますけどね。
まあなんでもありというか、なんか色々新しいことでもやってみようよみたいなのが割と、fishbowlの応援企業として参加してくださってるみなさんに共通するスタンスというか、なんかよくわからないけど面白そうだねみたいな。
鳥居:とりあえずやっちゃおうということですね。
ヤマモト:そんな感じなんですよね、みなさん。だから、本当にありがたいなと思いつつ。でも、ザーラはどうですか。それこそSNSもないから、応援企業のみなさんでもどんな人なのかいまいちわからないと思って。今日会ってみて、どんな印象でしたか?
鳥居:まず顔が小さすぎる。
ヤマモト:それはみなさん言われますね。SNSがないから余計、思った以上に(笑)
鳥居:調べようもあまりないから、あえてもう完全に知らない状態で今日を迎えたんですけど、すごいですね。
ザーラ:(笑)
鳥居:アイドルとか芸能人って顔小さいって、それただ言ってるだけでしょって思ってたけど、本当に口に出ちゃうものなんですね(笑)
ヤマモト:本当に思うんだ、ってね。ザーラどうですか?
ザーラ:んー、よく言われます(笑)
ヤマモト:そうですね。僕も長らく芸能のところで仕事してますけど、小さいですね、ザーラの顔は(笑)名前は長いんですけどね。
ザーラ:名前が長いから、それで取られちゃったんですよ(笑)
ヤマモト:名前がこんな長い人もあんまり見たことないですけど、 どっちのサイズ感も極端な人っていう感じでね。
ヤマモト:応援企業も、誰の応援をするかみたいな。全体っていうパターンもあるし、メンバーってパターンも色々あって、そこはもう自由。でも、みなさん基本的にはその地域、近い地域の方は、そのメンバーの出身のところでっていう感じにはなっていますね。
でも、例えばこの焼津・大井川エリアはいないので、そういう意味では全然誰でも可能性はあったと言えばあった中で、この一番情報のないミステリアスな存在のザーラを選ぶっていうところでは、なんか相性いいような気が今日しました。
ザーラ:やっぱり、行ってみなきゃわからない、会ってみなきゃわからない同士で。
ヤマモト:たしかに、ほんとにそうね。多分まだザーラに会ったことがない、ザーラがどんな感じなのか全くわからないみたいな状態のfishbowlのファンの人が結構いると思うし。
鳥居:たしかに、お客さんにもザーラさんってどういう感じなんですかって聞かれて。
ヤマモト:店に来て(笑)
鳥居:今度見てきます!って返したり(笑)
ヤマモト:応援企業の方もみんなも知らないかもしれないですね。スタッフもね、まだわからないところが結構あって、そこも面白い。でも、行って実際に見てくださいみたいなところで何かが起きる感じも。でも今日はザーラに会えてよかったですね。
鳥居:よかったですよ。
ヤマモト:やっぱりこう、直接会うと、新たな印象が生まれたり、それこそコーヒーもまさにそうだと思うんですけど、やっぱり文章だけでは伝わらないし、写真だけでも伝わらない。ちょっと飲んでみないとっていうのは、人もアイドルも、そういうところはあると思うので。
fishbowlの楽曲も、聴いていただいたり、熱波のMVも見ていただいたりしてるんですよね。
鳥居:今店でかけっぱなしにしてますよ。
ヤマモト:ほんとうですか。fishbowlは合いますか、ちゃんとお店の雰囲気とかには。
鳥居:しっかり歌が入っているのでれっきとしたBGMではないんですけど、曲がこう邪魔しないというか、自然と聴いていられるというか。
ヤマモト:なるほど。ちゃんとおしゃれな空間にも相性がいい感じにはなってますかね。アイドル曲としては珍しい評価だと思いますけども、そう言っていただけるとありがたいです。MVでやっぱり印象的だったのは熱波ですか?
鳥居:まず、普通にお客さん通るんだ、と思って(笑)
ヤマモト:あれを撮った時、まだザーラはメンバーとして入ってないのでザーラも知らないと思いますけど、説明すると、 あのダンスビデオは元々取る予定はなくて、サウナしきじの外で本来のMVの冒頭を撮っていたんだけど、ちょっとだけ時間あるから、1回ダンス一通り撮ってみない?みたいな感じになって。
ザーラ:そういう感じだったんですね!
ヤマモト:でも、通常営業中なので、ちょっと撮ってもいいですかっていう風に許可を取って、別に邪魔にならなければいいですみたいな感じで。でもお客さん通っちゃうと思いますけどって言われたけど、 ちゃんとモザイクを入れるし、一応通った方には確認を取って撮影するという感じでした。なので、もうほんとにただの営業時間中に撮った感じですね。
鳥居:すごいな(笑)
ヤマモト:あのしきじの駐車場の看板がすげえいいなと思って、あの雰囲気が。あの前で絶対撮りたいなと思ったんで。
鳥居:あれは絵になりますよね。
ヤマモト:あれだけでね。やっぱり、ほんとに静岡といえばな存在の1つではあるので。ザーラは行ったことない?サウナ自体もそんなに?
ザーラ:はないですね、まだなくて。
ヤマモト:鳥居さんは、何かハマったきっかけがあったんですか?
鳥居:僕はYouTubeがきっかけですね。しきじしきじって経営者さんとかいろんな人が結構言っていて。
ヤマモト:芸人さんとかも、結構話題にされてて、わざわざ静岡まで来てとか。
鳥居:それで、しきじって何?というところから、ネット検索しても普通に風呂屋じゃんと思っちゃって。サウナの入り方みたいな動画を、オリエンタルラジオの藤森さんが投稿していて。
ヤマモト:そうですよね、あの方もサウナーですからね。
鳥居:静岡にいるのにしきじに行かないなんてありえない!と話をしていて、それだけ周りが言うんだったら一回行ってみるかと思って。
ヤマモト:なるほど。じゃあ、静岡にいるのにfishbowlを見に行かないなんてありえない!みたいなことを、藤森さんに言ってもらいたいね。でもやっぱりすごいね、そこまで言われると。元々はそれほど興味がなくても、じゃあ行くかってところまでたどり着いているわけだから。僕らのこのポッドキャストでも、めちゃめちゃ言っておこう。やっぱり来た方がいいですよ、ESORA COFFEEに。 実際来たら全然違いますよって。
それで、サウナはそこからハマった感じですか?
鳥居:でも最初行ったら、失礼ですけど、「何がいいの?」って思っちゃったんですよ。
ザーラ:たしかに。何が違うのか、そもそもいろんなところに行ってるわけでもないから、わからないですもんね。
鳥居:しきじから帰ってきて、もっと近い別のサウナにも行ったんですよ。そしたら、全然違うんですよ(笑)
ヤマモト:あー、そのパターンですね。
鳥居さん:水風呂の入った感じが違うし、サウナの中の感じも違うし、「これか」と思いました。
ヤマモト:これがみんなが言っていた「聖地しきじ」かと(笑)
鳥居さん:浮気してごめんと思いました(笑)
ヤマモト:あれですよね、最初に1番美味しいもの食べたら、それがほんとにうまいのかわからないみたいなこと結構ありますからね。静岡にずっといてね、静岡茶がどれだけ美味しいのかわからないみたいな状況だったわけだ。なるほど。
鳥居さん:それからは、疲れたら行くというルーティンが出来て、毎週行かないと気が済まない。逆にそこでリフレッシュできるからこそ、仕事頑張ろうとか、新しい取り組みをやろうとか、それくらいなくてはならないものになっちゃいましたね。
ヤマモト:なるほど。そういう風に、静岡ですごく好きになったものと、このfishbowlという今関わってくださってるものが、そういう形でも繋がって、 なんか縁が繋がってる感じはすごく、まさにこの応援企業で一番期待しているものでもあるので。これをきっかけにまた静岡県内の繋がりが、どんどんどんどん広がっていったら嬉しいなと思いますね。
ザーラも静岡のことを知るきっかけになるでしょ。こんなに色々あったんだ、みたいな。
ザーラ:本当にそうです。初めて出会うものが多くて。
ヤマモト:そうだよね。僕ですらそうですよ。3年間fishbowlやってても全然知らないというか、知っててもちゃんと認識してないものとかも多いので。もうほんとにありがたい機会をありがとうございます。ほんとにここへ来て、ゆっくりコーヒー飲んで過ごしていただけたらなって、僕もすごく思いました。
鳥居さん:ありがとうございます。
ザーラ:ポッドキャスト、「fishbowlの静岡と言えばなんですか?」。今回のゲストはESORA COFFEE 店長の鳥居恭平さんでした。鳥居さん、ありがとうございました。
鳥居さん:ありがとうございました。