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タブレット・スマホの顔認識で不安になった、Kindle(電子書籍) 個人課金厳格化の未来

iPad pro の 2018年型の11インチを持ってます。 めちゃくちゃ愛用していて、これを使わない日はありません。

面倒な画面ロックも「顔認証」でさくっと解除。 iPad proを上下左右の逆にしていても、ヒゲやメガネの有無があっても、ちゃんと認識するAI には感動すら覚えました。

さてこの iPad pro、私が一番時間をかけている使用用途は「Kindle端末」としてです。

それで顔認証でiPad pro を立ち上げて Kindle読書をしようと思った時、ふとこんな不安が頭をよぎりました。

顔認証使えば、買った人しか読めなくさせること可能だよな

Kindle本って、実は本を売ってるわけではないんですよね。

Kindleのサーバーに置いてある「本のデータを閲覧できる権利」を売ってるだけです。

なので理由として「ご購入ユーザー様のみの閲覧に対応します」みたいなことを言えば、顔認証しないと本を読めないようにする事って簡単にできますよね。

顔認証した後、途中で他人に手渡してもページがめくれなくする、なんて事もカンタンです。

紙の本は友達に貸したりとかできますが、電子書籍は(さすがにアカウント情報は他人に教えられないので)端末を手渡して読んでもらうしかなかったのですが……

それすら「顔認識」でアウトにできるんだなあと。

ていうか、収益を目指さすべき「売る側」としては、むしろそれくらいしないと駄目だと自分でも思うので、遅かれ早かれそうなるような気が。

また、タブレットやスマホを貸してまで、他人に自分の本を読ませる人がどんだけいるかを考えると、いざ実施されたら、割と抵抗感なく受け入れちゃう様にも思います。

ていうか、そもそも「お金をいただいた人以外にサービスは提供しません」ってのは大儀ありますしねえ。

顔監視な未来

古き悪習の言葉で「お客様は神様」なんてのがありましたが、その「神」とやらの力は、「購入物の非資産化」という一面では、その自由と裁量をどんどん失っていくのかもしれません。 仕方ないことなんですかね。

そう考えて以来、 私の大好きな iPad pro の便利なカメラが、時おり「自分を監視する目」に見えて切ないです。

「顔認識」っていうかもう「顔監視」な未来というか。まあ、杞憂かもしれませんけど。

以上、ちょっとブルーなつぶやき考察でした。

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Osakana
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