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育つぶ~『しまじろう©映画は、おとなのこころに訴えかけ度合がすごい』
(c)Bennesse Corporation2018
ずっと前から息子くんが観に行きたいと言っていたしまじろうの映画。ファーストデーに行ってきました。
息子くん、映画デビューです。
暗がりを怖がりもせず、まほうのステッキを持って、一生懸命しまじろうを応援する息子くん。
映像を追いかけるその目は真剣そのもの。
画面の大きさと迫力の音量に、大満足気でした。
しかし、大事なのはここから。
今回のしまじろうの映画は、ストーリーとしてかなり完成度が高い作品でした。
褒めてもらいたいから頑張る子供の気持ち、
他人を思いやることが大切だと諭すおとなの気持ち、
いつでもこどものことを心配してしまう親の気持ち、
難しいことも親に応援してもらいたいというこどもの気持ち…
これらが交錯しながらも、最後にはお互いの気持ちが分かり合える展開。
私は少なくとも3回の号泣ポイントがあって、となりに息子くんがいるにも関わらず、洪水のように涙を流していました。
息子くんは集中していたので、気づかなかったかな?
しまじろうの映画は、単にこどもに正しいことは何かを伝えるきれいなお話ではありません。
こども、おとな、それぞれお互いにどう思っているかが、繕うことなく出てきます。
でも何が正しいか、何が間違っているのかを決めつけません。
人はみなぞれぞれ背景があるし、気持ちの持ちようもさまざま。
みな一人ひとり、それぞれでいいんだということを教えてくれます。
こども向けの映画は、実はおとなに向けられたものだと思います。
こどものためを思っているおとなにとっては、こころにズンズン刺さります。
是非みなさんにも観てもらいたい作品です。
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