「学習共同体」としての成長。
長岡ゼミ2024年の振り返り
今年の長岡ゼミでの活動を振り返ると、個人的いちばんは『カフェゼミラジオ』だったなと。長岡ゼミ生が配信するラジオ番組なのだが、この1年間で大きく変わっていった。
『カフェゼミラジオ』 の試行錯誤
昨年までの番組内容は、『カフェゼミ』のイベント本番までの準備状況や気持ちの盛り上がりを伝えることだった。それが今年からは、自分たちのフィールドワーク(越境)について語ることがメインコンテンツになっていった。
そうして、その試みを”ラジオ・エスノグラフィー”としてゼミ生みんなで探究していくことにした。
そんな”ラジオ・エスノグラフィー”の可能性を最も感じたのは、合宿先から配信した『カフェゼミラジオ in 静岡県 焼津市』だった。
「このジングルでいいのかな、もういちど録りなおす?」
「コッチおわったから、次の班。2階に収録いって!」
焼津市「みんなの公民館まる」でおこなった収録&編集は、これまでにない熱気につつまれた。ただ作業をするのではなく、ワークショップ式にすることで、全員でイイ作品ができるよう全力を尽くすことができた。
そうして2024年は合計で27回もの放送を試行錯誤しながら続けることができた。振り返ると、やっぱり1年間で大きく成長したプロジェクトになったと思う。
学習共同体としての長岡ゼミ
長岡ゼミが、みんなで試行錯誤して、対話を繰り返したからこそ、達成できたのが『カフェゼミラジオ』の成長だったと思う。
そんな「学習共同体」としての長岡ゼミの成長を、ラジオ以外でも感じることがおおかった。振り返ると、自分ひとりの変化よりも、ゼミ全体で達成できたことの方が喜びが大きい。
みんなで学び、みんなで頑張ってる感じが、今年はうれしかった。これからも変化を受け入れながら、個人として、全体として、学びつづけていきたい。いい年になりますように。