逆境ばっちこいや!
小学6年の時に集団でいじめにあったことがありまして。
今でも思い出しても間違いなく少年の僕は悪くないと思うんです。真面目だったと思います。
給食は好きな人とグループを組んで食べていいルールだったんですが、首謀者2人は僕だけ席をくっ付けずに他のクラス全員の席をつけて僕だけ1人で給食を食べてました。毎日、毎日。
途中で味方になってくれた2人がいて、3人で食べられるようになっても辛くて。
先生に相談しても担任は相手にしてくれませんでしたし。(てか、あなたも目の前で給食食ってるでしょうに。)
親にも言えずに本当に学校に行きたくなかった。
カードゲームの大好きなカードを盗まれたりもしました。僕が臭いって言われて「換気、換気」って窓を開けられたこともありましたし。
他の友達に話しかけても「さとくんと話すとD門とO村にハブかれるからごめんね」って言われて誰も話してくれなかった。
そんな辛い6年生。不登校になりそうでした。
中学に行ったらクラスでいじめられることはなくなってむしろ中心に居まして。
わりと笑いを取ってた方だと思います。他の学校と一緒になるので進学ってホントにありがたい。
友達もいっぱいできた。
ですが、入ったサッカー部で先輩にいじめられました。
ゴールキーパーをやっていましたが理由はシュートを止められないから。
「よえー!」ってめっちゃ責められて、決められる度にすごい剣幕で先輩に怒られて。
いや、今の俺が思い出してもあの距離でどフリーで中1のキーパーに先輩が全力でシュート打ったら止められねーだろ。むしろ、オレよく止めてたと思うけど。
その後、目指していた横浜フリューゲルスが消滅しちゃって。
途方に暮れながら、でもプロになりたかったから。
このままだとうまくなれないし、いじめられるし、父親に相談したらクラブチームがあるからと言って連絡してくれて。
練習生として行ってみたらチームみんなが歓迎してくれて、そこの中心にいたのが現在もアフリカでプロサッカー選手として活躍している元Jリーグ選手会長にもなった中町公祐選手でした。
あの頃から素敵な人間性。本当に頼れるキャプテンでした。
クラブチームに行くと行ったらサッカー部の先生や学年主任の先生から
「お前なんかがうまくなって育英に行けるわけがない。試合なんて出れない。つまり絶対にプロになんてなれない」
なんてとんでもないこと言われたり。
いや、試合出てやったし。
俺の少年時代は本当に凄まじい経験をしたものだ。
だからね、だいたいそういうのは勘づくようになってしまって、だいたい当たるようになりました。「あー、そういうことね、利用できたら後にオイラ仲間外れにしようとしてるね」とか「あ、絶対俺のこと嫌いなんだろな」とか分かっちゃう。
それで繊細になったのか、些細な一言に傷付いてずっとその日は気になって寝れなくなることも未だにありまして。(数日前にもあった)
よわ、俺。
でもね、あーだこーだ思っても結局俺自身がもうちょい目の色どんどん変えていかないといけないんだろうなと思う。
色んな逆境って人生であったけど、いつだって大逆転してきた時は自分自身のギアを入れ替えた時。
理学療法士新人の時にリハ室の先輩や同期にバカにされて嘲笑われた時もそう。
「悔しい。絶対見返す。」
って強い心の時。
よぉーし!
本気出すか。
では。