ラ・カージュ・オ・フォールを観よう

生きとし生けるみんな~!春ですね。


2018/3/9~4/22にかけてラ・カージュ・オ・フォールという最愛のミュージカルが上演されるのですが、めちゃくちゃに最高で大好きなのでぜひ皆さんには観劇していただきたいと考えています。
観劇の経験がなくても、ミュージカルに親を殺された人以外は大丈夫だと思います。

あらすじ

南フランスの高級ナイトクラブ ラ・カージュ・オ・フォールを経営する夫婦ジョルジュとアルバン(舞台の上ではザザという名)の息子ジャン・ミッシェルが結婚するって言いだしてひと騒動あるけどハッピーエンド…というお話です。
夫婦がゲイカップルなのとカジェルという可愛い男の美女たちがたくさん出てきます。ジャン・ミッシェルはジョルジュとアルバンにめちゃくちゃ愛されています。あと作品全体がすげーラブい。最高。

どこが最高か。

1.きれいなところ
ナイトクラブのレビューシーンがとても派手かつ美脚ぞろいで楽しいです。美脚が好き、レビューが好きならぜひ観た方がいい。
こんなかんじ (リンク先はラカージュ2015のお披露目映像)

2.楽曲がいい
だいたい、うわ~沁みる~さいこう!!!という感じの楽曲で構成されています。超楽しいです。観たら帰り道歌いながら帰っちゃう。
「砂に刻む歌」は名曲だからみんな聴いてマジで。ミュージカルのラブソングの中で一番大好き!

3.ザザが女神
ジャン・ミッシェルが「結婚相手がゲイ嫌いの保守派議員の娘につきお母さんが男なのはアレだからちょっと…」(意訳)みたいなこと言い出して、まあお前これだけ愛されといてなんて口ききやがる!って感じになるんですけど、
ザザはどれだけ心無いことをジャンから言われても心からジャンを愛しているし、ジャンのために、自分の意志で身を退こうとするんですよ…
で、最愛の息子から言われたことを受けて歌う一幕ラストの「ありのままの私」という歌がいい。何を言われても私は私だと自分自身の誇りを歌い上げ毅然と舞台を降りるザザ様の姿くっそしんどい。自分の誇りを毅然と示すことに我々は臆してはいないだろうか!!!!!
…これほど心を打つ「ありのまま」を歌ったうたをわたしは知らない。もう女神と言わずして何と呼ぶ。男だけど。
あと普通にビジュアルがいいのでやっぱりザザは女神なんだと思います。

もし、生きとし生ける皆さんの中で、
最近キラキラ足りてねえなあ…とか、
人生にどうも腹が決まった感じがないとか、
悲劇はうんざりだとか、
楽しいことないかなあとか、
まあなんかもんにょりしている人がいたらぜひこの作品を観るべきだ。
春の憂鬱は一瞬で消え去る。
あと舞台の上がきれいなので美意識も上がる。

いつどこでやってるのか

2018/3/9~3/31@日生劇場(東京だ!関東圏のみんなはここで観よう)、4/7~4/8@久留米シティプラザ(福岡だ!九州圏のみんなはここで観よう)、4/13~4/15@清水文化会館マリナート(静岡だ!中部圏のみんなはここで観よう)、
4/20~4/22@梅田芸術劇場(大阪だ!関西圏のみんなはここで観よう)にて上演されるので騙されたと思ってどうか一度観ていただきたい。いや、二度でも三度でもいい。

の前に。
すごく大事なことを言うと、ミュージカルは基本円盤は出ません。現場で観るしかないと思ってください。しかしその値打ちは十二分にあるから大丈夫です。私が保証します。
お安いお席だと日生劇場は4,000円~、そのほかの劇場でもだいたい5,000円~観れます。騙されたと思ってチケットを買って劇場に足を運んでほしい。取り方がわからなかったら聞いてくれ。
安くない金額と短くない時間を費やすのか観劇だなんて心得ている、だからこそ、観てほしい。損はさせない。本当に観てほしい。

観たら感想教えてね!



目に留めていただき、読んで頂き有難うございます! この文章から何か感じるものがあればうれしく思います。