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2022年、ベビーテック元年となるか?!

ファーストアセントの2022年の初仕事は、アメリカのラスベガスでスタートしました。CES*に2年ぶりに出展を行い、多くのメディアやディストリビューター、また世界中から集まる出展者も含めて色々な方とインタビューや商談をおこなってきて、米国や他の国々でのベビーテックの最新トレンドなども肌で感じてきました。

CESでは今年も、他国のベビーテック企業の製品やサービスをたくさん見てきました。まだまだ日本にはそのまま導入が難しいかもしれない商品もたくさんありますが、少し先の未来に、もっとベビーテックが育児の現場に導入されることは間違いありません。ファーストアセントも「テクノロジーで子育てを変える」企業として、この記事では少しCESの情報も皆さんと共有したいと思います。

*CES(Consumer Electronics Show)は、アメリカ・ラスベガスで毎年開催の最新コンシューマー・エレクトロニクスが集結する世界最大規模の展示会

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CES自社ブースにてメディア取材対応の様子

ベビーテックは今年飛躍の年となるはず!

タイトルにある、2022年をベビーテック元年とする理由は何か。一つはまだまだ聞き慣れない「ベビーテック」を、より一般に広く知れ渡るようにしたいというファーストアセントの意気込みです。もう一つは、世の風潮を考慮した際にそれが今年は可能になるのでは、と考えているからです。昨年後半からベビーテック関連の記事や番組が、日本国内でもよく見られるようになりました。下記はファーストアセントが紹介されたいくつかの事例です。

2021年9月付けの日経産業新聞では「ベビーテックが育児を見える化 夜泣きにもAIで備え」と題したベビーテックの特集が組まれました。この特集のトップで、ファーストアセントの育児記録アプリ「パパっと育児」とスマートベッドライト「ainenne(あいねんね)」が紹介されました。他にも、妊娠・出産を担う女性以外の男性やその関係者との間にある知識や経験の差異を埋めるための製品を中心に、同記事では紹介されています。

ベビーテックが広まることで、「子育てへの両性の参加により”女性の労働参加や少子化抑制が進む可能性がある”」と同記事では紹介されており、まさにこの方向はファーストアセントが目指している大きな目標でもあります。

同じく2022年1月10日付けの日経新聞「私見卓見」コーナーでも、ベビーテックを代表する商品の例として当社サービスの「パパっと育児」が取り上げられました。

そのほかにも、TBSあさチャン!(2021年7月19日放映)でも「最新技術で子育てを手助け」と題し、今後期待されるベビーテック製品の一つとして紹介されました。(他、テレビ番組でも多数取り上げて頂き、時代の波を少しずつ感じております)

毎日新聞も2021年8月に、「ベビーテック元年」と題してファーストアセントの「ainenne」を紹介いただいています。


今年のCES概要

今年は現在(2022年1月18日時点)も世界中で感染が広がるCovid-19のオミクロン株の影響もあり、直前のキャンセルが相次ぐ形でオンラインとオフライフのハイブリットでのCES開催となりました。「テックジャイアント」と呼ばれるような大きなテクノロジーの会社(例えばGoogle, Microsoft, Meta, T-mobile等)も直前でキャンセルがあり、現地での展示はなかったです。2020年CES開催時は4,000社以上の出展に対して、今年は2000社ほどの出展と半減と聞いています。また参加者の方も、2022年度は17万人以上の参加者に対して、約25%程度の40,000人程度にとどまったようです。

ただ大企業の出展が少なくなった恩恵として、ファーストアセントのようなスタートアップにメディアの注目を集められた面も一部あったかなと出展をした実感として感じております。今後「ainenne」を今年中にはアメリカで展開予定であるため、このメディアからの注目は当社にとってはとてもありがたいものでした。(ロイターのBest of CESに、「ainenne」も選んでいただきました! 他、世界中の多数メディアにも掲載頂きました!)

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出展をしたエリアは「Eureka Park」と呼ばれるスタートアップが国別で展示するエリア。今年は19ヶ国から800社以上が参加。日本はJ-startupというブースを構え、その入り口に「ainenne」を展示できました!


海外のベビーテック会社

2020年度CES開催時にも、ベビーテック企業は欧米を中心に複数社出展されておりました。今回は前述のCovid-19の影響もあり、オフラインでの展示企業は2020年よりも少なかったですが、それでも新しいベビーテック企業の登場も含めて、勢いを感じております。その中でも常連として有名な下記の2社は、直近IPOや資金調達をしたことも含めて、ユニークな商品やサービスで注目されています。

Cradlewise:今年のInnovation Awardを受賞した、同社のスマートベッド。ファーストアセントも2021年のCESで同じ賞を受賞しています。赤ちゃんの動きを監視し、泣き始める前からベッドが自動的に揺れてくれる商品です。稼働の音を可能な限り静かにするため、縦揺れを採用しています。昨年11月には、約700万ドル(約8億円)のも資金調達をしたと話題になっておりました。

Owlet:2013年創業のオウレットは、2021年に日本でも話題になっているSPACで上場をして10億ドル以上(1000億円以上)の評価で話題となった会社です。赤ちゃんに履かせるスマートソックスを販売しているカナダの会社です。赤ちゃんの足の静脈の血中酸素濃度をみながら、きちんと呼吸をしているかモニタリングできるソックスを販売しています(2022年1月現在、現在医療デバイスライセンス取得中のため、販売停止中)。他にもモニタリング用のカメラも一緒に販売されています。


ベビーテックのこれからを語るオンラインイベント

「2022 CES BabyTechの未来を探しに③」と題して、ファーストアセントCMOの千葉が、日本唯一のベビーテック専門メディアを運営する株式会社パパスマイル代表取締役の永田さんとオンラインのイベントも行います。CESの報告から、ベビーテックのトレンドをカバーします。ベビーテックのこれからにご興味のある方は是非ご参加ください!

1月20日(木)22:00〜23:00開催。詳細とお申し込みは、下記リンクから。


あとがき

海外ではベビーテックが着実に一般家庭にも多く受け入れられてきており、また、1000億円以上の評価額を受けるユニコーン企業も誕生しております。日本も今年からもっと積極的な受け入れがされるであろう、とファーストアセントは予測します!

今年もnoteやその他ソーシャルメディア上を中心に、ファーストアセントの取り組みや目指すところ、またファーストアセントだからお届けできる情報を発信していきたいと思っています。今年もよろしくお願い致します!



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