読書日記4 奇想の系譜 辻惟雄著
表紙が好きな日本画の一つの雲龍図だったので買わざるを得なかった。日本画の画風がどのように受け継がれてきたのかや、絵師たちの個性について書いてあった。師匠から弟子へと受け継がれる部分と変わっていく部分があり、絵師たちが自分が描きたいものを自由に描く中で日本画が発展していった様子がわかりやすく、とても興味深かった。京都の寺院をめぐる際に建物や仏像を目当てにする人が多い中で、収蔵してある絵を観に行く旅というのも魅力的だと思う。受験が終わったらぜひやりたい。
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