街クジラが出現してから2ヶ月。クジラの背に乗る街にいる人々は様々なものをもたらすが、今回も街クジラが運んできたのは災いだった。クジラ虫と呼ばれる新種の虫に噛まれた人はみな悲惨な最期を迎えている。 50年前、相次いで現れた街クジラは人類に知恵を与え目覚ましい技術の進歩をもたらした。老人たちは今でもクジラは福を運んでくると信じるが、それは過去の話。最近の街クジラは悪いものばかり運んでくる。。クジラから現れた蛮族が危うく世界征服しかけたのは3年前だし、ハッカー集団がありとあらゆ
元号というものに興味を持っていた時に買っていた。昭和以降の元号制定の裏側に触れてある本。古くから天皇が時間さえも支配することを示すものとして使われてきた元号は、西暦の使用が広まった現在でも日本という国の象徴として重要なものなので、令和という元号が日本の書から引用されたということはとても特別なことだと思う。驚いたのは、今回の元号も通例通り中国の古典からの引用が多く候補になっていたのを、安倍前総理の要望で日本の古典からも候補を出していたということだ。また、大正改元の際、大正天皇
表紙が好きな日本画の一つの雲龍図だったので買わざるを得なかった。日本画の画風がどのように受け継がれてきたのかや、絵師たちの個性について書いてあった。師匠から弟子へと受け継がれる部分と変わっていく部分があり、絵師たちが自分が描きたいものを自由に描く中で日本画が発展していった様子がわかりやすく、とても興味深かった。京都の寺院をめぐる際に建物や仏像を目当てにする人が多い中で、収蔵してある絵を観に行く旅というのも魅力的だと思う。受験が終わったらぜひやりたい。
WW2ドイツの有能将校はいつだってロマンに溢れている。ロンメルはその中でも一番と言っていいほどかっこいいと思う。この本はロンメル本人だけでなくロンメル研究の歴史についても語られていて、神格化→批判→再評価の流れがわかりやすかった。功を急ぎすぎると批判されがちなロンメルだが、当時のドイツ軍の仕組みとロンメルの出自のせいでそうしないと生き残れず、仕方のないことでもあったらしい。だがあまりにも早く出世しすぎたことが本人の身を滅ぼしたのかもしれないなと思った。
友達に勧められて読んだ。民俗学、妖怪学に興味を持つきっかけになった一冊。福島の遠野郷に伝わる妖怪などの言い伝えをまとめた本で、幼い頃に妖怪図鑑などで見たことのある妖怪がほとんど載っていた。日本の古典妖怪は全員遠野出身と言われても納得するレベルだった。言い伝えを読んでいくと、危険なことを戒める内容が多く、西洋の寓話のような役割を妖怪が担っていたのかなと思った。また、どこかの大学の過去問で読んだ話で不可思議な現象や夕暮れの暗闇など"曖昧なもの、わからないもの"を説明したのが妖怪
応仁の乱を興福寺の僧侶の日記を元に解き明かしていく本。中2の頃に初めて読んでとても面白かったのを覚えている。多分固めの文章の歴史の本を読んだのはこれが初めてだったはず。大寺院を中心として現在の奈良あたりがかなり力を持っており、武士達から独立した勢力になっていたことがわかった。そのおかげで京都が戦場となった時に貴族など文化人の避難場所となって文化の保存に繋がったらしい。戦乱を仏教の視点から解釈し、俗説を憂う僧侶の視点により今までの武士に注目したものとは違う応仁の乱の姿が見えて
自分が読んだ本の感想を書いていく。読んだ感想を書き留めたり、知識を整理するために使う。遡って書いてったら膨大な冊数になるので今年度分から書く。
駿台wikiの故伊藤和夫師のページを見ていたらとても心にくる言葉を言っていらっしゃったので残しておく。「(浪人して)君たちは一年遠回りをした。だが、長い人生の中でそれがなんだと僕は言いたい。他人より学び苦しみ悩んだ分君たちは成長したんだ。自信を持って羽ばたいてもらいたい。大学、社会ではこの一年でやったどの問題よりも難しい課題が君たちを待っている。恋に悩み人間関係に悩み仕事に悩むことだろう。そんな時にはこの苦しんだ一年間を必ずや思い出して欲しい。なんてことはないと思えるはずだか
早いもので日記を始めてから1週間が経った。毎日遊びまわっていることを報告しているだけになってしまっているが、1学期のうちに目一杯遊んで夏から本気出すのでセーフだと信じている。読んでくれている人は浪人日記≠勉強日記だということを留意してほしい。
出落ち。今日は夜まで勉強できた。それからTwitterの表垢の恒心を停止した。あれは浪人生活の弊害でしかなかったので残当。これか、は退屈な授業も内職などで凌いでいきたい。
7000円のルービックキューブをこうてしもた。別次元の回しやすさに驚いた。金をかけてしまったからには極めねばならないので練習している。だらだらするくらいならルービックキューブしたほうがましだと思う。
最近普段に増して怠惰な気がする。寮にいる時はトイレ以外の時間をベッドの上で過ごしている。非常に良くない。部屋の掃除とか筋トレとか勉強以外のことでもいいから行動したい。
私は一期、二期を生では見ていない。昨年まではかわいいキャラが多いアニメ、という程度の認識でしかなかった。そんな私がのんのんびよりを見たきっかけはアニメオタクの友人との出会いだった。高3で同じクラスになって仲良くなった彼は、秋から「のんのんびよりを生きる希望にして頑張る」と豪語してした。そんなに魅力的なアニメなのかと半信半疑だったが、私は第一話を見て見ることにした。共通テストの翌週のことだった。当時2次試験まで1ヶ月、受験勉強も佳境に迫って精神的にも身体的にも疲れていた私は、
もちろん合格するに越したことはないが、自分が想定していた不合格よりはかなりましなものだった。まず、得意教科をそれなりに得点できたのは良かった。国英はかなりの自信を持っていたので結果に表れて安心した。物理化学は微妙だった。直前の過去問攻勢でかなり伸びたと思う。こればかりは高校の先生に感謝するしかない。数学は最悪だった。過去のどんな模試でも、どの年度の過去問でも取ったことのない点数だった。開示を見た時大笑いした。 総括すると、気持ちの持ちようの大切さを学んだと思う。国英は満点
特に何もない平和な1日だった。自学でそこまで進捗を産めなかったのはよくなかった。アホなことをやってる暇があれば勉強しないといけない。自己顕示欲を発散させる場としてnoteを考えている。浪人が駄文を垂れ流す悲惨なアカウントになるかもしれない。
日曜日。電車でじいちゃん家に遊びに行った。電車はいい気分転換になる。寿司の出前を取ってくれて、とても豪勢な晩飯だった。ばあちゃんと3人でいろいろな話をした。2人の話は示唆に富んでとても勉強になる。「nationalなしでinternationalはありえない」という言葉はとてもかっこよかった。いつまでも元気でいてほしい。