京丹後狂犬ツアーに行ってきた〜24時間の記録(前編)〜
こんにちは🌞
キャンピングカーの旅まとめを作っている途中ですが、7割型出来上がっていた内容を間違えてderiteしてしまって心が折れているので一旦休みます。泣
今日は昨日、一昨日と参加した狂犬ツアー@京丹後に参加しての気づき、学んだことのアウトプットをしていきます。
このツアーに申し込んだ訳
6月にも京丹後で狂犬ツアーが行われており、地元開催なんて滅多にないことだけどまだ退職の時期もはっきり決まっていないし、、と参加を迷っている間に完売したことが1番の理由です。
やったことよりやらなかったこと、できなかったことの方が後悔は残りますね。
なので今回こそは!と思い、ツアーに申し込みました。それでも初速が遅れて2泊3日は一瞬でなくなってしまったので、一泊2日で申込みました。
まさかの嬉しい予定外!
1泊2日のプランは昼食からの参加、今回ツアーの目玉であるカニを頂き、ぬかとゆげで整い、飯尾醸造の飯尾さんが手がけるお店で夕食を食べるという盛り沢山、丹後の魅力ぎゅっと詰めです。
朝は時間があるので子ども達もゆっくり寝かせて、静かな時間を過ごしていた時、ぬかとゆげの吉岡先生から1通のメールが。
「もしよかったら午前のkuskaさんの工場見学も一緒にどうですか」
それをみて飛び上がる程(実際ちょっと跳ねていたかもしれない)嬉しかったです。
というのも、私の叔父がちりめん家業を継いでおり、機屋を見せてもらった時にkuskaさんの話を聞いていたからです。一泊2日プランでは予定に組み込まれていなかったので、そうかー、と残念に思っていたら、吉岡先生のお気遣いで参加できるなんて!本当に心から感謝です🙏
ここから怒涛の時間が始まります。
子ども達を急いで起こし、ゴロゴロしている間に服を着替え、ぼんやりしている口にご飯をせっせと詰め込みます。
こちらの急ぐ気持ちが伝わってぐずったり、泣き始めてはより時間がかかるので、平静を装いながらしかし動きはテキパキと出発する支度を整え、いざツアーに向かいます🚐
合流、そしてkuskaさんの職人技を見る
この日は秋晴れの良い天気で、本当に気持ちのいい空気でした。丹後の気候は晴れが少なく、くもりや雨が多いので、晴天は貴重で気持ちもウキウキします。
1人途中からの合流なので心配していたら、もう1人遅れて参加の方がいてかなり救われました。
自己紹介をする間も無く、するっと機織りの見学に混ぜてもらいます。
kuskaさんのファブリックは機織り+手織りの掛け合わせで、機織りも一つ一つオリジナル、職人さんの体格や身長によっても機織りとの距離感が変わるので、都度高さや位置を調整しながら織っているとこのと。
髪の毛ほどの太さ(これも何本も糸を撚り合わせてこの太さ)の糸を組み合わせ、そして手織りで行うからこそ織り上がりに立体感が生まれるのだそうです。
新しい試みとして、革×絹の糸でカバンを作ったり、生成AIを使ったデザインとの組み合わせを作られていたり、これまでにないことへの挑戦も教えていただきました。
機織りで布が織り上がるまでの労力、職人さん達の技を知ることで理解が深まり、よりその価値を感じられる見学でした。
カニ、カニ、そしてさらにカニ
そして次はついに昼食のカニを食べに魚政に移動。
生け簀でまだ動いているカニを見学しながら、カニの生体、魚政さんならではの茹で方や一手間の工夫を教えていただきます。
このひと手間のあるなしでカニの美味しさが全然違う!とそこにいた全員が唸る 笑
そして、新しくできたカニの見学施設でカニの生態や日本海と他国のカニの違い、さらにカニ漁師がカニを取るのがいかに難しいかを教えていただきました。そして、ブランドがついているからいいカニとは限らない、カニも人間と同じで色々いるという話が印象的でした。
1キロ以上もあるカニとコッペガニをたらふく食べ、皿にカニに合わせた日本酒で甲羅酒もいただき、昼間からもう胸もお腹もいっぱいです。笑
その後、KISSUIENに戻り、ぬかとゆげのサウナと酵素風呂を堪能します。
サウナは5つあり、バリアフリーサウナやペアで入れるサウナ、寝転んではいれるタイプやシアターをみながら入れるサウナまで。
私はサウナ初心者なのですが、おこもり感のある部屋やうつ伏せに寝転んで外気浴できる椅子など、色々なタイプのリラクゼーションがあり、どこから入ろうか、どれに座ろうか迷うほどでした 笑
そして発酵ぬかの酵素風呂は頭までおおってもらい、身体の芯からじわじわと温められて完全にゆるゆるになってしまいます。
丹後はお米が美味しく、田んぼ農家も多いので、新鮮なぬかが大量に手に入りやすく、発酵風呂をするには最適な場所だな!と感じました。
そして米糠は日本人なら馴染みがありますが、外国の人にはほとんど馴染みがないのでこれは海外の人向けに今回のような体験ツアーも面白いんじゃないかと思います。
長くなってきたので前半はここまで。
次の記事で夜から朝まで、残り12時間を書き残します。頭の片隅でピッ、ピッ、とあの電子音を思い浮かべながら書き起こした今日でした。
おわり。