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キャンピングカーで旅に行ってきた〜子どもと旅編〜


こんにちは。
このタイトルで書き出したものの途中でほぼ全て消えてしまい心が折れてしまい休憩していました。
なんとか気持ちを立て直し、再び文字起こしに励みたいと思います。前回の旅に行くまでの準備、車のスペック、ぶっちゃけ行ってみてどうだったかはこちらに書いています。

狂犬ツアーの熱が冷めないうちに書き残した記事もありますのでこちらもどうぞ😌

さて、子どもと旅、とかなりざっくりしたタイトルなので、どの点を切り取って書こうか悩みますが、主に4つの観点から書いていこうと思います。



①子ども達の心理的安全性

我が家は4歳の男の子と2歳の女の子がいます。
8月から2週間旅、2週間自宅、そしてまた2週間旅という生活を繰り返してきましたが、案の定旅を始めて3日もすると上の子はホームシック、下の子も毎日夜泣き(旅前から2日に1回は夜泣きしていたのですが格段に頻度が増える)ようになりました。
車中泊やAirbnbで泊まる生活は刺激的だけど安心感が足りない。
変わらない家、繰り返しの毎日が子どもたちの心理的安全性に繋がっていたんですよね。そんな時、心の支えになったのは自宅から持って行ったふわふわ毛布、そして道中動物園で買ったぬいぐるみ達でした。寝る場所が変わってもいつも変わらず手元にあるもの=安心感に繋がり、よく眠れるようになります(上の子の場合)。下の子はさらに+αの工夫があったので別枠でまとめたいと思います。
慣れてくれば車中泊も楽しめるようになり、今日はどこで寝るか、どれくらい走るか等ゲーム感覚で楽しめるようになりました。
心理的安全性が確保されて初めて次のステップ、周囲への興味関心に移行する。乳児期の特定の大人との心理的安全性が確保されてから周囲に興味関心を持って動き始める時期と同じ体験を再びした気がします。

②夜泣きに魔法をかける

これは移動手段が基本運転になる我々にとって、大問題でした。
下の子は元々夜泣き(暑い、お茶、オムツなど)があったのですが、キャンピングカーで寝始めた頃は毎日夜泣きの連続でした。しかも1回起きたら1〜2時間は泣きます。お茶やおむつ、暑さ調整で窓を開けるetc.. してもなお泣き続けるので、結局車外にでて抱っこして寝かしつけをする毎日。。朝起きると本人はケロッとしているので、寝不足の我々は眠い目を擦りながら運転、その間に子供は朝寝と昼寝、、、これでは持たないと思い、原因を探ることにしました。

夜泣きの原因として考えられるのは
①家→車中泊で環境の変化
②暑い、オムツなど身体的不快感
③日中の刺激過多

①と③は旅に出ているので避けられません。
起きるきっかけは②が多い気がしますが、お茶やおむつを変えた後でも泣き続け、抱っこを求めるので、やはり安心感が足りないのかしら、と悩みました。
そのときの解決策として有効だったのは寝る前におまじないをすること

「あなたは今日お外でいっぱい遊んだから夜もぐっすり、朝までよく眠れますよ」と話しかけてハグしたりキスをしたりします。

え?本当にそれで眠れるの?と疑われるかもしれませんが、おまじないをする日を境に本当によく眠れるようになったんです。
これは、言葉をある程度理解できるようになってきたこと、車中泊や旅に慣れてきた(2週間の旅に出て3、4回目)こと、季節が進んで夜も少し涼しくなってきたことなど、理由はいくつか考えられるのですが、言葉で暗示をかけることで夜泣きの頻度が激減したことは大発見でした。
夜眠れるようになってから、車中泊の旅がずいぶん(我々親にとっても)快適に過ごせるようになりました。

③すべてが体験的学び

旅に出ると同世代の関わりが減ることで子ども達の発達や発育に影響が出ないか、と少し心配していました。
ですが、それも視点の変換次第で、保育園では体験できない社会や自然との新しい出会い、リアルな社会経験を積んでいると思えば問題ないと思えるようになりました。例えば温泉に入るとき、お金を払い脱衣所の鍵を受け取り、その鍵を使ってロッカーを開けて衣類を脱ぎ、湯船に入る前に掛け湯やシャワーを浴びて湯船に入る。
一連の動作全てが子ども達にとっては「?」の連続であり、学びの連続です。
その一つ一つに理由があり、一般常識と呼ばれる社会通念や道徳観も含まれるので、子ども達にわかる言葉で説明をしていきます。
体験を通じて学ぶことで身体的な記憶として残り、さらに解説や説明をしてもらうことでさらに理解が深まる。そのことを狂犬ツアーを通して身をもって感じたので、連れて出て良かったと思います。

④子ども連れで楽しめた場所、難儀した場所

こちらは我が家の子供達(4歳と2歳)を連れて感じた場所です。月齢やどの子の興味関心によって合わない子もいると思うので、参考程度にみてください。

楽しめた場所:
【施設編】
八戸市立現代美術館(青森)

十和田市現代美術館(青森)

金沢21世紀美術館(石川)


キトウシの森きとろん(北海道)

どの美術館も触れたり体験することができ、絵画のように眺めて楽しむことが難しい(月齢的にも性格的にも)我が家の子達にとって、覗いたり登ってみたりすることで見え方が変わったり、音が変わったりする体験ができてかなり楽しめました。十和田市現代美術館のすぐ近くには草間彌生さんの作品が常設されている公園もあり、そこで走り回って遊ぶこともできました。

走り回れるほど広い公園

キトウシの森は設計が建築家の隈研吾さんが手がけておられ、東川町を一望できる高台に建っています。温泉施設と食事、地場産の木材を使った日用品の販売スペースのある小さな施設ですが、その設計から子ども達がずっと遊べたことが印象的でした。


大きい階段と小さい階段

自然編】
田沢湖(秋田)

東川町(北海道)

阿蘇国立公園(熊本)


それぞれに魅力を語ると
田沢湖:透明度抜群、湖水浴が気持ちいい。砂浜も浅瀬で小さいこでも楽しみやすい。
東川町:蛇口の水も地下水で美味しい。街の中を走っているだけで広い空、広い畑、まっすぐ続く道路を体験できて「北海道に来た!」て感じがする。子ども達が走り回れる場所があちこちに。
阿蘇国立公園:噴火跡、火口見学ができて地球のエネルギーを感じられる。火口まで行くドライブコースも風景の変化が面白く、見ていて飽きない。馬乗り体験ができる。

一言でまとめましたが、どこも1日や半日では遊び尽くせない、魅力満点の場所で何度も来たいと思える場所でした。

難儀した場所:スーパー銭湯、温泉

これはどこでもというわけではありませんが、「おむつの取れていない方の利用お断り」という文言と赤ちゃんのイラストが看板に書いてあるスーパー銭湯や温泉にいくつか遭遇しました。
特にサウナ施設やいくつも浴槽があるスーパー銭湯や温泉に多くみられた表示です。
Googleで調べてみると、AIの概要には

公衆浴場法では、営業者は伝染性の疾病にかかっている者と認められる者に対して、入浴を拒否する義務があります。また、入浴者は浴そう内を著しく不潔にし、その他公衆衛生に害を及ぼす虞のある行為をしてはなりません。

Google 

とあります。公衆衛生に害を及ぼす行為=子どものおしっこや排便の可能性があるため禁止されているのかもしれませんが、そうであればおむつをつけている高齢者や妊娠期の女性も尿漏れしやすい人もいるため、記載すべきでは?と感じました。
下の子がまだオムツをつけているので、入浴前にトイレに座らせるなどの工夫をして利用しましたが、公共施設を利用する難しさを感じました。
特に車中泊で旅をするような我々にとって、お風呂はどこかを利用しなければ入れませんからね。

施設によってはベビーバスを貸している施設もあり、子ども連れの入浴はあくまで各施設の判断に委ねる、といった感じでした。


長くなりましたが、子ども編はこのへんで。
長々となってしまったので、もう少しうまくまとめられるようになりたいですね。

おわり。

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