Hirotaka Otsuka【千葉ワイナリー】

千葉市初のワイナリー「千葉ワイナリー」責任者 長年ワイン販売に携わり、日本ワインの業界でもちょっとだけ活動していた経歴を持っていたが、2024年唐突にワイナリー立ち上げに携わることになる。 無駄に長い経歴と経験を活かし、千葉にワイン文化を作ります。

Hirotaka Otsuka【千葉ワイナリー】

千葉市初のワイナリー「千葉ワイナリー」責任者 長年ワイン販売に携わり、日本ワインの業界でもちょっとだけ活動していた経歴を持っていたが、2024年唐突にワイナリー立ち上げに携わることになる。 無駄に長い経歴と経験を活かし、千葉にワイン文化を作ります。

最近の記事

声に出していう事

ワイナリーの立ち上げを始めて半年ほど経ち、つくづく感じる事はなんでも「声に出す」という事。 ワイン業界の経験はあっても、栽培の経験もましてや来年から始まるであろう醸造の経験もない中で、ワイナリーを立ちあげるという事は簡単ではない。 もちろんやる気はあっても、自信や根拠なんてひとつもない。 それでも千葉市を盛り上げたい、千葉市に残る文化にしていきたいという大義を持って進めてきました。 最初は実は逃げ道を作りながら、自分以外の誰かが責任をもっているような、そんな話し方をして

    • 見るのとやるでは大違いって話

      父は長男だったのに継がなかったのだけど、実家はとび職と農業を行う典型的な田舎の家だった。 なので、物心ついたころから祖母について畑や田んぼの手伝いをしていたので、なんとなくずっと何十年も農業を体験してきたつもりだった。 ワインの世界に入ってからも、ボルドーの畑を見に行く機会をもらったり、日本国内のワイナリーを100社近くは見て回って、多いところだと1年通して月何回も畑に通って栽培を見たりしてきた。 では、実際自社の圃場管理をしてみたらどうだったかというと。 これが大変でし

      • クラウドファンディング始まります。

        2024年10月13日からいよいよクラウドファンディングが始まります。 【CHIBA WINE PROJECT】 このプロジェクトの公開から、いよいよ千葉市でのワインプロジェクトが公にスタートとなります。 今回、このクラウドファンディングを行う事で「トミオさん資金集め無くても大丈夫でしょ?」だったり、流行りにのったそれっぽい事やるね等、ご指摘を受けることもありました。 もちろん、クラウドファンディングですから資金を集める事が最大の目的になります。 資金はあればあっただ

        • ワイナリーで働くことになった話2

          すっかり間が空いてしまったので、、、 前回のあらすじ 40代の素人が突如ワイナリーの立ち上げをすることになった。 ワインは小売業や飲食業でずっと経験があるので、多少の知識はあるし、実は何冊か書籍にも登場するくらい業界でもちょっとだけ名前が出ていたくらいの経歴。 ワインの味はわかっても、ワインを作ることはど素人。 そんな男に突如現れたワイナリー立ち上げの話、腹をすかせたブラックバスかの如くリアクションバイトをした男の運命やいかに! ~つづき 社長に「自分がやらせてく

          ワイナリーで働くことになった話1

          自分でも予想してなかった。 いや、ちょっとは期待してたかも知れない。 19才の時にワインショップで働き始めてから24年、人生の倍以上ワインの仕事をしてきた事になる。 ソムリエでトップを目指そうとか、日本ワインの第一人者になろうとか、野心があれば突き抜けられる環境には居たと思う。 それが、極度の郷土愛?(ただ地元から出たくないだけ)のせいか、地元に近い企業ばかりで働いてキャリアを上げようとしてこなかった。 そんな男である。 そんな男にある日、知り合いの経営者がワイン

          ワイナリーで働くことになった話1