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自己理解の必要性

こんにちは!オンライン日本語教師×2児のママ、”SUMMER”です。

今回は、オンライン日本語教師として活動するうえでとても大切だと感じている「自己理解の必要性」についてお話ししたいと思います。


1.自分の価値観

自分の価値観を理解することは、自己理解を深める第一歩です。自分が何を大切にしているのか、どんな環境や状況が自分を喜ばせ、逆にストレスや不安を感じさせるのかを知ることで、無理なく続けられるスタイルが見つかりやすくなります。以下に、どのように自己理解を深めたのかを書きますので、もしよかったら、私の例を参考にして、ご自身の理解を深めてみてください。

1.日本語教師:ポジティブに感じることは?

  • 生徒の成長や進歩を見ること: 生徒の日本語が少しずつ向上する過程や、目標を達成する瞬間に喜びを感じる。

  • 柔軟で自由な働き方: 自分や家族の予定に合わせてレッスンができることや、自宅で働けることに魅力を感じる。

  • 異文化への理解と尊重:生徒との交流を通じて、異文化や価値観に対する理解が深まり単に日本語を教えるだけでなく、様々な国の文化や習慣についても学ぶことができるため、自分自身も成長する事ができる。

2.日本語教師:ネガティブに感じることは?

  • レッスン外での業務量: 膨大なレッスン準備や、生徒との過度なレッスン外でのやり取りに時間を費やす事は、報酬に見合わないと感じることがある。

  • 孤独感: オンラインでの仕事は人と直接接することが少なく、孤独を感じることがある。

3.日本語教師をする理由は?

家族と過ごす時間を最優先にしながら、自分自身も成長し、より充実した人生を送りたい。

2.理想の生徒

長期間サポートしたい理想の生徒がどのような生徒で、逆に自分にとってサポートが難しい生徒がどのような生徒かを理解しておくことは、生徒と教師のミスマッチを避けるためにとても重要です。さまざまな特性や考え方を持つ生徒にどう対応するかをあらかじめ考えておくことで、自分に無理なく、負担を感じることなくレッスンを進めることができます。

1.日本語教師:理想の生徒とは?

  • 日本語学習を楽しむ気持ちを持っている
    ただの勉強ではなく、レッスンを日々の楽しみや自分の成長の一部として前向きに捉えている方。

  • 学んだことを素直に吸収し、実践できる
    新しい知識を「学ぶだけ」で終わらせず、自分の言葉として活かそうと努力する姿勢を持っている方。

  • 人生をより良くしたいと前向きな姿勢で取り組んでいる
    自分の可能性を広げるために、チャレンジ精神を持ち、学びを通して人生を豊かにしようとしている方。

  • 魅力的な笑顔
    日本語でのコミュニケーションを楽しみ、明るい雰囲気でレッスンに参加してくれる方。

2.日本語教師:レッスンの価値観や方向性が一致しにくい生徒とは?

  • 教師とレッスン時間外でもプライベートな関わりを深めたい
    教師と生徒とのコミュニケーションスタイルは教師によって異なると思いますが、私自身がストレスなく日本語教師を続けていくためには、教師と生徒の間に適切な距離感を保つことが非常に重要だと感じています。

  • 間違いの指摘に関して不機嫌になりやすい
    間違いを指摘されるとすぐに不機嫌になったり、抵抗を示しやすい傾向がある方は、私のように経験が少ない教師に対してその傾向が強く現れている場合があります。

  • 完璧な結果を求めている
    学ぶ内容に高い期待を抱き、すぐに完璧な結果を求める傾向がある方は、完璧を目指しすぎるあまり、教師の指導方法に対する期待が満たされないと、学習意欲が低下してしまうことがあります。

  • 否定的な考えが強い
    自分の学びに対して否定的な思考が強く、何をやっても上手くいかないと感じがちな方は、日本語学習だけでなく、内面的なサポートも多く必要としています。そのため、私のレッスンで十分なサポートを行うことが難しい場合があります。

3.理想の生徒に届けるレッスン

理想の生徒に選んでもらい、満足してもらえるレッスンを提供し、長く続けてもらうにはどうすればいいのか。まずは理想の生徒像をイメージし、その生徒に合ったレッスン内容や雰囲気づくりを意識することが大切だと思います。

1. 学習の楽しさと充実感

日本語学習を「ただの勉強」としてではなく、日々の楽しみや自分の成長の一部と捉えている方は、学習の過程自体に楽しさや充実感を求めていると思います。

  • 負担をかけすぎないレッスン内容(適切なレベルチェックと生徒のニーズを明確に把握する)

  • 宿題の有無やその他の学習内容が生徒にとって負担になっていないかを定期的に確認し随時調整

2. 学んだ事の定着と実践の場

学んだことを実際に使えるようになることを重視する方は、実践的で応用可能なレッスン内容に満足してくれることが多いです。

  • 学んだ知識を繰り返し使いながら、生活や趣味に結びつく実践的な内容で応用練習

  • ポジティブな声かけで自信が持てるようにサポート

3. 成長を感じられる学習サポート

人生を豊かにしようとする前向きな方は、学習を通して自身の成長を実感できるようなサポートをとても喜んでくれます。

  • 進歩を感じられるフィードバック

  • 学習の成果を可視化できる工夫(例: 成果記録等)

4. ポジティブで明るいレッスン

笑顔が魅力的でコミュニケーションを楽しむ方は、同じように明るい雰囲気で安心感のある教師を選んでいるのだと思います。

  • リラックスして安心して学べる雰囲気作り

  • 教師自身がたくさんの明るい笑顔で、生徒とのコミニケーションを心から楽しみレッスンを進める

4.まとめ

日本語教師として働き始めてから、あ!っという間に10か月が経ちました。この間、多くの生徒さんと日本語のレッスンを重ねる中で、生徒さんの成長を実感したり、一緒に言語を学ぶ楽しさを感じることができました。これは、私にとって予想以上に素晴らしい経験でした。

日本語教師としての仕事には難しさや大変なこともたくさんあると思いますが、自己理解を深め、無理をせず楽しく自分らしいスタイルで活動することができれば、生徒さん一人ひとりとの出会いに感謝し、ポジティブなエネルギーで努力し成長し続けることができると思います。

この記事が少しでも皆さんの自己理解を深めるきっかけとなったり、教師として長く楽しく活動を続けるためのヒントになれば嬉しいです♡

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