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寝込みながら考えている

昨日から風邪で寝込んでいる。仕事も休んだ。鼻水は止まったが、寒気がする。熱でも出るのかな。布団にくるまりながら、noteを書く。

年明け4営業日目。相変わらず彼から連絡はない。先が見えない不安。まだ休んでいるだけなのか、無視されているのか。

自己研鑽のリフレッシュ休暇なら別にいい。でも、違うのなら。

彼は、優しい反面、少し脆かった。なっちゃんに振られるようなことがあれば、「失望」と言っていたくらいだから、心が折れたのかもしれない。

それがきっかけで閉じこもっているのなら、彼を殻から引き摺り出せるのは自分だけかもしれない、と厚かましくもよぎってしまう。

「そんな奴、放っておけ」と、ある人に言われた。でも、残念だけど、好きだからできっこない。

何かとしつこい私だが、全てが私の勘違いで、彼が元気に過ごしていて、素敵な人と歩んでいるのなら、諦める。忘れるには時間が掛かりそうだけど、仕方がない。

普通は逆なのだと思う。自己研鑽に努める人を選んで、病休の人は選ばない。普通はね。

彼、言ってた。「みんな普通がいいもんな」って。普通が何かにもよるけど、彼は自分が普通とは少し違うと思っていたみたい。

確かに、彼の話す内容は驚きの連続だった。平々凡々に生きてきた私には、想像できない世界だった。

でも、彼は、逆境に負けず一生懸命生きてきたからこそ、誰よりも真っ直ぐで誠実な人に育ったのだろうなと感じられた。

完璧な人なんていない。仕事面で躓いたなら、私が頑張って働けばいい。はなからヒモを宣言されるのは困るけど、前向きに頑張っているならそれでいい。

私は、コミュ力抜群と言われることが多いけど、心を開くのが苦手。むしろ、心を開いていないのがバレないよう、取り繕って明るく努めているだけ。

今まで、私を好きになってくれる人はみんな、明るくて元気な私が好きだと言った。でも、そういう人と一緒にいるのは、自分が無理しているのが分かってしんどかった。

彼とは、そういうしんどさが全くなかった。心がすごく落ち着いて、ぬくぬくソファの上で丸まっているような心地良さだった。

居心地の良さと裏腹に、いろんなことを受け止められるだろうかという狭間で葛藤し、自信がなくて手放してしまったけれど、ここ何か月か落ち着いて考える中で、私の人生には、彼という人が必要なんだと確信した。世間一般にはあまり理解し難いと思うけれど。

もう取り返しがつかないのかもしれない。もう、間に合わないのかもしれない。でも、せめて、私が彼に再び連絡を取ろうとしたことが伝わるまでは、頑張ってみたい。

いつだったか、彼が送ってきたメッセージの中に、「僕の片思いで終わるなら」という言葉があった。それを見て、私のこと、好きでいてくれてるんだなと嬉しかった。

今度は私の番。「好き」を伝えて、彼の返事を聞きたい。NOならそれは、受け止めるしかないけれど。とりあえず、向こうに何も伝わらないまま諦めるのはなんか違うなと思う。

ゲホゲホ咳が出るのに、こんなときでさえ、彼はどうしているだろうかと、そんなことばかり考えてしまう。

もう4日。まだ4日。どっちが正解なんだろう。職場で病休取ってる人、3か月くらい休むことが多いから、2月末くらいまでは待ったほうがいいのかも。

神様お願い。もう一度だけチャンスをください。彼に会いたい。話したい。だめですか?

おみくじで「待ち人 来る 早いでしょう」が出た翌日、いいねをくれた彼。今は、「待ち人 遅いが来る」と書かれたおみくじが手元にある。

神様の「遅い」って、どれくらい遅いんだろう。でも、別に他に気になる人もいないし、好きな人とじゃなきゃ無理して結婚したいとも思わないから、信じて待ってみようと思う。

どうか届きますように。
お願いします。

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