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男性陣に全否定された結婚観

所属課は、私以外全員男性。
つまり、飲み会に行っても周りは全員男性。

女性だからと気を遣わないでほしい、同じ扱いでいいと常日頃から伝えている。だからなのか、お酒の席ともなると何でも尋ねてくる。

どんな人が好きなの?
どうして誰とも付き合わないの?

中には、恋人がいるって幸せだよと元カノがいた頃の充実っぷりを話してくる人もいる。

私、それがどうしても無理…というか、前に付き合っていた人がって言われた途端、ウッ…ってなる。

夢を見過ぎだと言われるかもしれないけど、運命の人はたった一人のはずなのに、この人は私じゃない誰かも愛せてしまうんだ…と、純粋ではない世界の人みたいに思ってしまう。

マッチングアプリに登録していた頃、紹介文に「付き合っていた彼女と別れたので登録しました」だなんて書いてある人は、その時点でごめんなさいだった。

…という話をしたら、猛烈に非難を浴びた。
そんな男は逆に怖いとか、ある程度経験を積んでいる男のほうが絶対いいというかそれが普通だとか、そんな感じのことをたくさん言われた。

誰ともお付き合いしたことのない適齢期の男性なんて存在しないのだろうか。元カノの影を感じた瞬間に心が萎んでしまう自分は前代未聞のチキンなのかもしれない。

元カノが今の彼を作ってくれたのだと思えるような強い女性になりたい。どうやったら変われるのだろうか。この上なく悩ましい秋の夜長なのであった。

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