雨の日 にて
降り止まない雨が降ってるかもしれない
窓の外は
私はまた お日様に 叱られるのかもしれない
正しく生きようと 思うのに
いや いつでも 正しく生きてきたつもりだったのに
わたしの生きた気配を
全て 消していきたいのだが
生きることが恥であるように思えて
…いや もう 気配は消してしまおう
わたし1人が生き残るのは
卑怯なことのようにも思える
過ぎたことは 幻でいい
そこにもう自分はいないのだから
…わたしは嘘つきは大嫌いだ
どんなに みじめな生き方だねって
思われても構わないが
嘘つきでいることよりはマシ
自分を守るための嘘をいくらでもついて
嘘を嘘で塗り固めて
そんな人にはなりたくないからさ
今から始めれば いい
今から生きればいい
生きてればいいことがあるよなんて
無責任なことを言うつもりはないが
生きてれば何かしらの
可能性が あると言うことだ
ああ そんなことよりも
わたしはそれでも
人を傷つけない人でありたい
外から見えない傷は
きっとみんな
誰でも
そっと抱えているような気がする
きっとみんな おなじだよ
癒えたら な と 願う