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【VUCA時代】OODAループ(連続投稿91日目)

日本に浸透している身近なフレームワークの代表例はPDCAサイクル。

PDCAサイクルは品質管理や生産管理など、決まった工程の中で生産性を高めることに適している。
変化の速いVUCA時代においては、Do(実行)をCheck(評価)してから、Action(改善)を行うPDCAサイクルでは対応が遅れてしまう可能性がある。

VUCA時代のフレームワークは「OODA(ウーダ)ループ」。
最適な決定を迅速に行う必要があり、素早い意思決定を行う方法。

OODAループは以下のとおり。

Observe(観察)
単に「見る」だけでなく、自分の置かれている状況や市場・競合・製品などを観察して、情報収集を行う。憶測や予想ではなく、事実を幅広く収集することが重要。

Orient(状況判断)
今までの個人の経験や知識に基づいて、観察によって得た情報を分析する。そして、行動の順番やどうすればよい結果になるかを考察し、成功するための手段を見極める。

Decide(意思決定)
状況判断のプロセスで考察した情報を整理して、どの手段を実行に移すかを決定する。この時点で実行することに不安を感じる場合、「観察」に戻って再度ループを行う。

Act(実行)
決定した手段を実行する。OODAループは繰り返すことが重要なので、実行した後は再度「観察」に戻ってループを繰り返す。

なるほどな〜。

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