マレーシア ラブアン ブルネイ 2020 03 #15
クアラルンプールを1日歩き、向かうはラブアン。カリマンタン島の南シナ海側に浮かぶ小さな島だ。
日がまだある中、B738に搭乗する。搭乗率は80%程度か、割と利用者は多いようだ。
2時間半ほどで到着すると、検温やら健康チェックカードを記入した。マレーシアは連邦制なので独自に入境判断できるらしい。観光客それも日本人は珍しいのか、現地人とは別のルートに通され、細かくチェックされた。パスポートに中国への渡航歴がないのか調べ(意味ないのに...)、再度検温、KLで予約したホテルの住所を書き、晴れて入境。
夜も遅いのでホテルのレストランで夕食。海老、鶏、牛、魚。濃すぎない味付けが食欲をそそる。値段も40リンギット程度だっただろうか。部屋で一本タイガービールを開け、気持ちよく眠りについた。
朝食をとり、フェリー乗り場に向かう。よく晴れた島の青が実に気持ち良い。
フェリーで向かうはブルネイ・ダルサラーム。ブルネイのセラサ港とラブアンを1日1便フェリーが結んでいた。
船でブルネイ入境。なかなかマイナーな体験で良い。
1時間半ほど揺られ、珍しがられるも難なく入国。
バンダルスリブガワン (BSB)までバスで1時間。BSB中心のホテルに宿泊。シャワー・トイレ付で1泊2000JPYほどはちょうどいい。つけたTVではブルネイの歌手のMVが流れていた。日本ではあまり見なくなったくらいの雑コラ画像を見て和んだ。
周辺をしばらく散歩。一国の首都だと言うに人がほとんどいない。イスラムの国では昼間はその暑さゆえ活発的でないと聞くが、ブルネイも同様なのだろうか。もしくはそもそも人が少ないのか。
ショッピングモールでシャツを買い、ブルネイ随一の観光スポット、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクを見に行く。強い日差しを受け煌々と輝く黄金のドームはその威厳をこれほどかというくらい讃えていた。中からはコーランを読む声が流れてきた。祈りの時間だ。
太陽が落ち、人の動きが少しばかり活発になった。BSBから30分ほどの市場にやってきた。生鮮食品に加工品、その場で食べられる物など様々売られていた。焼きそばを購入。辛口な味付けで箸がよく進む。しばらく物見をして宿に帰った。
夜のモスクは緑のライトアップで昼間とは全く異なる印象。夜の礼拝をしているようで、かなりの車がモスク周辺に止まっていた。
翌日はバスでBSBからコタキナバルまで行く予定だった。この路線は越境マニアには有名なようだが、7回のパスポートコントロールがある。この日もそれを目当てに欧米の観光客がいた。
朝7時に宿を出てバスに乗り、コタキナバルへの長旅が始まった。
次回、ブルネイ-コタキナバル越境編です。かなりの波乱でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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